【投機の流儀 セレクション】株を中長期持続計画で買う局面は如何に判断するのか
2021年3月から始まった仮称「コロナ相場」は1万6,500円から3万700円まで1.85倍を示現したが、そこが大天井だと本稿では仮定してきている。
しかし、どんな趨勢的な下げ相場でも必ず中間反騰は何度もある。そしてその中間反騰の最後に調整完了の大きなチャンスがある。ここが大底となるだろう。それをどうやって見分けるか。それは日本の景気が収縮期に入った途中である。景気動向指数が「谷」を付ければ既に株は20%ぐらいは反発しているものだ。このプロセスを「不景気の株高」と言ってきた。