10話 マンガアシスタント回顧録
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・10話
最終話は徹夜についてのお話です。
徹夜についての話はまだあるのですが、何ページになるかわからないので一部を載せました。
体質なんですが十分な睡眠を取ってても常に眠いので、1番寝てなくてお疲れのはずの先生を差し置いて誰よりも眠そうだったかもしれません。
・あとがき
ラジオの件ですが、今もそうかわかりませんが、同じ局を聞き続けると、プロモーションなのか連日にわたり何度も同じ曲がかかって、「ガンバレガンバレ」ってやたら歌う曲を流されてああなっています。
でも逆に面白い番組だとそれはそれで手が震えて仕事にならないんですよね。
例えば、スプーン曲げとかで有名なユリ・ゲラーの「mood」という日本語で語りかけてくる曲?でしょうか。片言でスプーンとかフォークとかの曲げ方を指南してくれるんですけど、ラジオパーソナリティーも面白がって何度も曲をかけるし、モノマネとかするからあの時は仕事に支障をきたしました。
徹夜明けの私は1番お疲れであろう先生を差し置いて、誰よりもしんどそうだったかもしれません。私の家族によるとメイクでも隠し切れない、目の周りにパンダのような黒いクマがあってやばかったとのこと。所々記憶が飛んでたり(気絶してたのかな)おかしなテンションの時もありました。それでも大好きで楽しいお仕事でした。
最初にズブの素人を雇ってもらってから最後までずっと、仕事以外でも本当に各先生方にはお世話になりっぱなしでした。
10話でキリがいいかなということで一旦ここで最終話とさせていただきます。
読んでいただきありがとうございました。