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愛もキャッチボールではなく連鎖かもしれない

世の中の恋人、夫婦は相手から愛の見返りを求めるより、どこかから蹴ってきたらラッキー!の方がうまくいくのではと思った話。

「giver(ギバー)になれ!」って自己啓発本などを読むとよく書かれていると思います。

世の中にはgiverとtaker(テイカー)とmatcher(マッチャー)がいるそうです。一般的に、giverとは見返りを求めずに他人に分け与えることのできる人です。takerは得たいものだけとっていく人のこと。matcherはもらった分だけお返しする人のことを言います。


みんなこれは頭ではよくわかっているのではないかと思います。
でも実際にやってみるのは難しいですよね。

これってビジネス関係や友達関係などでは意識的にやることだと思いますが、恋人や夫婦だとどうでしょうか。

特に女性側は、「好きって言ったら言って欲しい」「仕事で会えないなら会った時たくさんサービスして欲しい」と多くの「見返り」を求めてしまうかもしれません。

こうなってしまうのは、
恋人だから、こちらが何かしたら何か返すのは当然でしょ」
という無意識の前提があるからです。

ビジネスや友人ならお返し来なくても割り切れるのに、恋人や夫婦だと割り切れないのです。気持ち的にはとてもわかります。
でも一度冷静になって考えたら変な気がしています。

恋人の関係って、
中世の将軍と御家人の間にあった「ご恩と奉公」の関係ですか?
そうではないはずなんです。

「目に見える形」で「すぐに」自分が与えた愛がもっとも大切な人から返ってくることはないかもしれません。でも周りの人から自分が愛されたり、何かいいことが起きることはあると思います。

返ってきたらラッキー!くらいのテンションでいる方が気楽です。

尽くされたい人ほど、誰かを愛する方がいいのかもしれませんね。

それではまた会う日まで。


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