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【書評】「幸せだなあ」と口にすると、本当に幸せになれる!?
最近の私のnote見てると何となく感じたかもしれないけど、まあ1週間くらいかなり病んでいた。
就活もそうだし、私文とはいえ慣れないオンラインで課題も多いし、まあ他にもいろいろ。大学3年生の20歳だというのにすでに絶望で押しつぶされそうになった日もある。
でも、もう復活した。
少なくとも今は何とも思っていない。
私の場合、そんな辛い時は「幸せだなあ」「ツイてる」「やればできる」「まあなんとかなる」とかつぶやくようにしてる。単純だけど本当に復活してしまう。
ポジティブな言葉は嘘でも言うべき
受験期とか、バイトがつらいときとか、よく松岡修造さんの名言集とか見てた。
松岡さんといえば熱血でネタ扱いされているけど根性論じゃなくそのまま熱い言葉で応援してくれる人である。
高校でテニスをしてたってのもあるけど、本気で伝えようとしていることが自分に伝わってきた気がしたから。辛い時こそ熱い思いが心に響く。
「無理だと思ってるんじゃないですか。諦めようとしてるんじゃないですか。何言ってんだよ、そのがけっぷちが最高なんだぜ!自分の力をすべて、出し切れるんだから!」
当時確か大学受験の真っ只中だけどいろいろ追い込まれて絶望しているときに聞いた言葉。何となくこれが一番響いた。救われた気がして、何とか今の大学に行くことになった。辛いときは目の前が一切見えなくなるから、何か目を覚ますきっかけを見つけて立ち直って前を向いていくのがいいよね。
楽観的な生き方こそ素晴らしい
でも、こういう楽観的・ポジティブな考えでは、将来性も何もない能天気でばかばかしいとか言われることもある。
けど、違う。確かに根拠もない言葉だしばかばかしいと思うけど、でもその人の思いが本気なら心に響いてくる。人は傷ついたときこそむしろ楽観的にならないといけない。いまの時代悲観的過ぎるからね。そういう辛い思いをしてない人にはわかってもらえないのが悲しい。
そう言えば中学の時に色々あって辛いときに、親に「お前には俺がついている。」といわれたことがある。ありきたりのことばなのに思わず泣いてしまった。ドラクエの復活の呪文はザオラルだけど、精神的な意味ならそれに近い感覚なのかな。
こういう経験があるから、楽観的にならないといけないとつくづく思う。
ということで、『オプティミストはなぜ成功するか』を読みたいので、誰か買ってください。笑
でも、こういうの根拠はあるのかないのかよくわからないけど、実際同じようなことは成功論にも書いてある。
あ、次からやっと書評ね。
濁った水は少しずつ放出すればいい
斎藤一人さんをご存じだろうか。
土地売却でも、株でもなく、事業所得で国内の「生涯累積納税額」が日本一になった人である。とんでもない人である。
その著書の『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』に書いてある。
斎藤さんは人の心はコップであり、その中に水が入っている。これが濁っているか透明かで性格や人間性が決まってくるから、もし濁り水がたまっているなら透明な滴でも少しずつコップに入れて放出していかないといけない。という主張をした人である。
そのきれいな水とは、きれいな言葉であり、それが「幸せだなあ」という言葉なのである。
言葉はエネルギーです。
口から出た言葉は、エネルギーになって天空を駆けのぼり、お星様に当たって再び自分の元に戻ってきます。
「幸せだなあ」と声に出せば幸せが、「ありがたいなあ」といえばありがたいことが自分に返ってきます。
しかも、池に石を投げ込んでできる波紋のように、何倍も大きくなって返ってくるのです。(p39)
いやあ初手からスピリチュアル満載。下手したら詐欺師のそれである。笑
でも、疲れ切った心にはこういう言葉のほうが響くのも事実。もしかしたらそれを知っているということも含めてすごい人になったのかもしれない。まさか詐欺でこうなったわけではないですよね…?
そんな斎藤さんは小手先のテクニックややったことを自慢するのではなく、むしろこうすればいいと惜しげもなく教えている(まあ誰でもできることとはいえ)。なぜ?と思ったらこう答えていた。
必要のない知恵なのだから、他の人にあげても損にはならないはずです。では、400万円売ることのできる人が、その知恵を300万円分しか売れない人に渡したとします。すると、渡された人の売上は300万円から400万円になって、100万円増えます。
300万円しか売れなかった人は、400万円売ることができるようになったので大喜びですが、じつは、その知恵を渡した人の売上は300万円増えているのです。いらなくなった知恵を渡した見返りなのです。(p118、文中の漢数字を数字に変更)
だからこのように自分の思いを伝えるのは、見返りのためではないけど大事とのこと。なるほど、noteに無料記事で相手に自分のスキルや思いを書くのも長い目で見ると大事なのかな。
と思ったらテレビのような無料の情報は馬鹿になるから、お金を払って情報を得ろだって。笑
他にも…いや、この人のすばらしさは凡人には伝えられないよな。読んで確かめてください。
スピリチュアルとはいえ辛いときに響いてくるようなヒントが続々出てくる。そういうたぐいを信じてない人でも斎藤一人さんの本はおススメだよ。
しっかし、仕事を死ぬほどやるべきという人もいれば、楽しくやれとかのんびりやれとか興味あることだけしろとか、色々いう人多すぎる。でも、ひとりひとり違うこと言ってるけどその中で共通点を見つけちゃったんだよね。
神様はいるし助けてくれる?
まあこの類の本は言ってしまえば現実的ではない、信じられないような、特に理論的な人にとってはクソみたいな本である。書評といっても蛇足や経験談を交えないと書けないし。
こういう成功者の自伝を何冊か読んでみると、まあそれぞれの本にも特色あるもんで、死ぬ気で努力しろ、出来なさそうなことならむしろ挑戦しろ、朝起きたらまず筋トレしろ、金は出し惜しみせずパーッと使え、女はアクセサリーだから変えまくれなどなど、納得いきそうなものから怒られるんじゃないかといわれそうなものまである。一見どれが正しいのかわからない。
もちろんひとりひとり全く異なる主張があるなんて当然に決まってるから、私たち自身でいい意見悪い意見かは反面教師にするなり取捨選択するなりすればいいんだけど、全員きまって「こう成功できたのは自分の実力ではなく神様のおかげ」という主張に落ち着くのである。
これはなかなか興味深い。自分の涙ぐましい努力で成果を出したはずだけど、全員例外なく最後は「神様のおかげでここまで成長できた」と感謝している。宗教に入ってるわけではないし、神社の宮司でもないのにだ。
神は本当に存在するかはわからないけど、存在しないと言い切ると成功から遠ざかる結果となるかもしれない。世の中偶然や信じられないようなことから成功のきっかけになっているのも事実だ。
ちなみに、私の父も引っ越した時に家に小さな神棚を設置して毎朝拝んでいる。八百万の神様とはいうけど、普通に考えてこんなところに神様なんて来るわけないだろと思っていたが、案外神様は近くにいるのかな。
もちろんこじつけである。父親の仕事の成果が評価の理由なのだと思う。でも気の持ちようだ。「神様みたいな人」とかいうように神様はいるかもしれないし、もしかしたら私たちも神様なのかもしれない。
こんなこと言うと性善説っぽいけどね。
私は神様。あなたも神様。
なんだか書いてたらちょっと元気出たわ。成功者のことを書くと気分良くなるね。ちょっとさぼり気味だったけどこれからちゃんと書くようにするね。
とりあえず、幸せだなあ!
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