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中国語10ヶ月目 (2023年の目標)

※今回は前回と変えて、ですます調からである調にしています。

新年明けましてに出遅れたと思ったが、旧正月がある。新年の抱負というには日本だと出遅れた感があるので、こう言おう。
新年快乐!

2022年が「継続」の年なら、2023年は「質」の年にしたい。

"毎日10分勉強すればOK、とにかく続ければ"から、もう少し欲を出して"苦手な勉強だけど自分に必要な勉強だから"に。

「継続するため」を言い訳に避けてきたやれば効果があることは”頭でわかっているけど後回しにする”勉強方法に挑戦し中国語のレベルを向上させたい。

<具体的な目標>

□ HSK6級に合格する

□ スピーチコンテストに出場する

勉強の変化

(1)朝勉強する時間を設ける

毎朝5:30-6:30の間、早起きをして勉強することにした。mocriという作業通話用のアプリを使って他の人と一緒にその時間それぞれ自分のしたいことをする。
俗にいえば「朝活」なのだけど、この時間の自分なりの意味が世間で言う「朝活」の言葉のイメージにべっとり塗り替えられてしまうので朝活という言葉はあえて使わない。

これを始めたのは、昨年感じた「全能感」と「絶望感」のためだ。

「絶望感」は休日午後4時カーテンから差し込むオレンジ色がかった光を見た時に押し寄せる、また同じ一日を無駄にしてしまったこととへの絶望と、繰り返してしまった自分に対しての不信感が混ざった感情のことを指す。この「絶望感」に遭遇する機会を減らそうと朝活の1時間だけやろうと基準を設けた。

「全能感」は年末朝散歩をしたときに感じた感情だ。

散歩の時の空の色。

姉と2人で6時に起きて散歩ついでに3km先の美味しいパン屋さんに寄って、帰った後買ったパンを食べてコーヒーでほっと一息ついても時間を見るとまだ8時半。今日一日なんでも出来る、これもできる、あれもできると予定を考える時の全能感と解放感。忘れられないほどの強烈な快感で、来年から6時に起きて1時間ぐらい歩いた後にコーヒー一杯する生活を目標にしてみようと思った。しかし布団の誘惑はあまりにも大きかったので、今の形に落ち着いた。

この1時間は”やりたいと思っているけどなんとなくできない”うみのようにつっかえているものに取り組んでいる。それは今できている勉強をより効果加える勉強でもある。中国語でいえば、いつもやるやると言っていた文法の参考書、言語交換やオンライン授業の後の復習をしている。

今のところは終わったら二度寝をするのが常なので「全能感」に関しては享受できていないが、「絶望感」を味わう回数は減った。

(2)言語交換

言語交換の機会を増やした。

今までは1人とチャットをしていたが、来る台湾留学の時に実際に出会える機会があればと思い台湾の人と主に言語交換をしている。韓国留学の時、言語交換で出会った人との交流が私の留学生活を一層豊かにしてくれた体験を台湾の留学でも味わえたらという思いで始めた。

また、週一で電話での言語交換も始めた。これも韓国語で電話で定期的に言語交換する経験から、自分から勇気を出して誘うことができた。ちゃんと韓国語の経験が役に立っていることを再度実感する。

(3)続く勉強、続かない勉強

先月新しく始めた勉強、"Mandarin Bean"

と"原書をiPadに取り組んで、その上に拼音を書き込む”。

残念ながら1つは続き、1つは途中でストップした。分かれ目は”自分にあったレベルかどうか”だ。

”Mandarin Bean”の方は学習者用のサイトなので自分で文章の難易度を選択することができる。なので辞書で調べさえすれば理解可能なのだが、原書の方は辞書で調べてもわからない単語や、複雑な文構造で理解できなかった。自分のレベルに合わないことを始めると逆に害になりうることもある。なので今回続かなかったことを”挫折”という否定的な意味を持つ言葉より、”方向転換”の方がしっくりくる。

中国語での出来事

「漢文、学ぶ。」

「漢文」

私が大学受験で足を引っ張ったのがこの古文、漢文。大学受験終了と共に漢文とは永遠におさらばしたと思ったら、まさかまた舞い戻ってきた。

中国人の「好きな漢詩は何?」と聞かれ、好きも何も知っている漢文が「国破れて山河あり」しかないことが妙に恥ずかしくて図書館でこんな本を借りてきた。

自分が興味ないと人生の外に置いてきたものがまた中に入ってきて新しい発見ができる。相手に関心を持たないと会話を続けるのが難しいので相手について知ろうとする姿勢が大切な言語交換の構造ゆえに、相手のことを学習しようと一歩踏み出しやすいのかと思った。それはどの会話でも大切なことだ。相手への尊重の第一歩は関心を持つことだから。

「初めて中国語で接客した」

言語を生かして仕事に役に立てるという「外国語」のメリットを実感する機会は私の環境では多くはない。あくまで自分の趣味のため、自分の世界を広げるためが第一だ。だからこそ、今まで続けられてきたのだと思う。
ただ奥底では言語で自分にしか出来ないことができた姿を妄想していたりする。それだけ、そうしたいという欲望が絶対にあるけれど達成する場所は少なかった。

接客時間は一瞬だった。
レジでお客様の中国語を理解して、考えて自分の知っている単語をかき集めて声に出して伝える。実際5分にもならない時間だった。この会話を成立するためにかかった時間を考えたら非効率極まりないけど充足感は潮ほどの速さで徐々に満たしいった。

言語を勉強すればするほど、その言語を自分より喋れる人は思ったより多いことに気づく。だけど言語を仕事にするためにかかる努力をやり遂げれると思えるほど自分に対する信頼はない。
挫折するのが怖くて、伸ばしている外国語をどのように使うか意識しないようにした。この接客の経験自体がその考え方を一気に変えたほどではないが、仕事で自分の身につけた語学力で自分の居場所を作れたら、何か成し遂げられたらという具体的な目標を膨らませる推進力になった。

だから今年の目標は2つある。
1つ目は「継続」に加えて「質」も
2つ目は「言語」で何をするか。


今年もよろしくお願いいたします。





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