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80歳まで満足に働くことができるのか……その実証研究を始める

人生100年時代と謳われ、80歳まで働くことが提唱されている。その理屈はわかる。
しかしながら、どうすればそんな人生を歩めるかは、まったくの未知数だ。
それは「80歳まで満足して働くことができるのか」という課題に対して、具体的な理論や方法論が確立されていないからに他ならない。

そこで『80歳現役化計画研究室』を立ち上げて自らを被験者とし、その活動や考えをまとめながら、研究テーマへの実態や機序を明らかにしていくことにした。
当研究の最終成果は、被験者が80歳を迎える17年後に確然となろう。

研究活動の概要に関して、以下にまとめる。


研究テーマとその発表形式

高齢者になっても輝きながら働くロールモデルの創造

高齢者として満足な働き方を実現するにあたり、被験者の行動を分析しながら、その主義や主張を言語&視覚化して考察に落とし込む。
研究テーマとなる問題意識を掲げ、納得するまで深掘りできることをめざす。
その結果、80歳を迎えても活き活きと働く姿をデザインし、成就を試みる。
ついてはロールモデルになり得ることで、避けられない高齢化へのポジティブな目標を後学に与える。

[例]研究課題を解き明かす概念の図解化


【心】 満足して働くためのマインドの醸成

歳を取ってもアクティブに働くためのエッセンスをイラスト付きで随時発信する。
働くこと自体に魅力や意義を認識できなければ、高齢者だけにあらず前向きなビジネス活動は持続できないと考える上である。

[例]イラストメッセージを用いてのつぶやき


【技】 年齢的なハンディを克服するビジネス技術の公開

自らの考えをまとめたり、それらの表現に役立つ『グラフィックスキル(図解化能力)』をメソッド化する。
被験者が40年にわたるビジネスシーンで最も有用であった技術であり、そのノウハウを開示するものとなる。

[例]iPadを使ったグラフィックスキルを修得


【体】 老化していく身体と脳への活性

余儀なく進行する老齢化の実態を捉え、いかなるアプローチが健康維持や認知機能向上に適切なのかを実証実験していく。
働くための投資として、プロダクトやサービスの利用効果を調査する。

[例]健康面や知能面に役立つ情報の検証


被験者による収益化されたビジネスの活動記録

被験者が取り組むビジネスの実態に則して、仕事の稼働結果や引き合い状況などをスプレッドシートで一覧化する。
デスクワークを省き、収益に直結するビジネスのみをまとめることになる。
特に人材教育の内容は、いま企業が求めているヒューマンスキルを見て取れる。
さらに、被験者が本当に働いているのかを客観的に認識することにもなるであろう。

[例]2024年1月7日(日)〜13日(土)の記録

被験者に関するプロフィール

本研究における被験者は次のとおりである。
氏名:平田幸一(被験者”H1”と呼称)
年齢:63歳(1961年1月14日生まれ)
身長:172.8㎝
体重:68.9㎏
住所:奈良市と大津市の二拠点
職歴:1983年 電機メーカー生産計画〜商品企画
   1995年 情報システム開発会社創業〜清算
   2000年 人材教育分野へ進出
   2015年 無人キャッシュレス店舗開業(シアター/書店)
       〜 無人店舗開業コンサルティング
参考:被験者を取材したニュース・サイト↓

H1が被験者として適切かどうかはここで問わない。
過去のアクティビティがあって現在に至るわけだから、それら往日を含め研究材料として活用できると考え得る。
研究の過程において、被験者を新に加えていくことも検討する。

次回はChatGPTが示す7つの要素と本研究との関連性を論考する。

〜 80歳まで残り6,210日 〜


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