クソ文章

「30分程度で4000字くらいにまとめてよ」は割と本気でできるのか? 検証してみた。

私が「30分程度で4000字くらいでまとめてよ」みたいに言って、「それ無理じゃね?」とつっこまれたので、私自身が、本当にそれは可能なのかテストしてみた結果。
質問は、
『こんにちわ、どうして戦争が無くならないのでしょう
皆さんきっと優しさが足りないんじゃないか思います。
別にキリスト教でも仏教でもなんでもいいんですが
愛を説いていけば、時間はかかるけどもそのうち
分かってくれるかも知れませんけどどう思います?』
というもの。

結果、883字、12分。
コピペなし、本当に思いつき。

内容は保障しない。マジで一回も読み返してない。
この感じでいくと、30分で4000文字はキツイと感じたけど、私みたいに普段から物事を書き溜めている人なら、例えば1500字程度をコピペで埋めたらなんとかなるのかな、とも思った。
普通の人にそれを求めるのは申し訳ないので、時間制限はもうちょっと緩やかにしようと思った次第。
以下が一瞬で書いて、推敲も読み返しも一切していないやつ。

ここからが返答

逆に、これまで人類史上において、戦争が無くなった瞬間があったかを考えてみてください。歴史をつぶさに観察すれば、「なかった」と言えると思います。
例えば現代、いや現在、米中新冷戦といわれるものが始まっており、こと日本も、当然のようにそれに巻き込まれています。
具体的には、2019年の政府の法人税収入が2兆円ほど減るのではないかと試算されているところです。
すなわち、愛を説くことと、戦争が起きることはむしろ独立と考えた方が良いのかもしれないです。なぜならこれまで最も人を殺してきた宗教の一つがキリスト教だからです(仏教については、必要に応じて別途補足します)。
「愛」なるものが「発見」されたのは中世ヨーロッパにおいてですが、それ以前の歴史には、そのような概念は存在すらしませんでした。存在すらしないものを「発見」し、それがそれ以前のありとあらゆる歴史よりも「現実」を正しく捉えているのだ、とする寓話は、相対的には根拠が必要であるように感じます。
人類の歴史の大部分を占めるのが戦争と支配です。
これは、ヒトが「ホモ・デメンス」と形容されることと対比される事象に感じられます。
かつては支配層が「死-権力」でもって奴隷等から搾取していたものが、昨今、いや「現代」においては、ミシェル・フーコーが『監獄の誕生』において明らかにしたように、「生-権力」において反復されています。
このことは、事実この時点で起きている「資本主義的搾取」と言い換えられるであろう何か、すなわち米国において1%の人が99%の富を独占しているだとか、世界中で廃棄されている食物によって、実は世界中の飢餓を救うことが一応可能であることと照応するだろうことと対比可能です。
結局のところ、戦争といった行為はホモ・デメンスとしてのヒトにとって、あるいは資本主義社会という「勝った者が勝ち」という世界において、当然の帰結であって、何らかの宗教により封じることが可能なものではないということです。
そのような宗教的な教えを「正直に理解し、正しく実践可能な人」とは、「この世界」において、徹底的に搾取される対象に他なりません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?