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なぜ、何を、誰に、書くのか ①

趣味は何ですかと聞かれた時、答えるまでの数秒間で私はこんなことを考えている。

《趣味か、、、文章を書くことですって言いたいけど、「文章って?小説書いたりするの?読書とかも好きなのかな?」みたいになったら、いや小説ではなくただの日記のようなもので、、本も全然読まなくて、、と微妙な感じになってしまうし、「読んでみたい!」とか言われても、こんな頭の中も心の中もそのまま切り取って貼りましたみたいな文章、読んだところで結構コメントしづらいだろうなと思うし、そもそも普通に恥ずかしいし引かれそうで怖いし、だったら言わない方が良いか、、あぁもう色々めんどくさ、、まぁ、音楽ですって言っとこ、、、》

ちなみに、音楽ですって答えたら、話の流れで自動的に推しの布教をすることができるので個人的には嬉しい。
(隙あらば布教しようと思っているのではなくただ好きなアーティストを聞かれたから答えてるだけだよ!ほんとだよ!!「まだ駆け出しのアーティストなんですけど、この人の歌が一番好きで、」って、歌ってみたの動画送りつけてるだけだもん!!!)

最近まじで自己紹介と推しの布教がセットになってる気がするな。ハッピーセットじゃん。いぇい!


はい話戻そ。

文章を書くこと、もっと詳しく言うと、感情や思考を言葉にして表現したり発信したりすること、は、間違いなく「趣味」だと思ってる。

自分のこだわりを100%反映できる範囲内でしかやりたくはない。
仕事でいう効率とか成果とか、そういうものと天秤にかけてこだわりを諦めることは一ミリでもしたくない。
究極に好きなようにやりたい。究極にわがままに、思うままに。

この「趣味」について、
私にとって書くことや発信することって一体何なんだろう。
なぜ、何を、誰に、書きたいんだろう。
みたいなことを、ゆっくり考えてみたらなんとなく答えが出たので、今回はそれを書こうと思う。


「なぜ」書くのか

自分のワールド、みたいなものを持っている自覚がある。

幼稚園の時に習っていた新体操でも、小学校の時に習っていたピアノでも、自分のワールドに入り込む感覚は掴んでいた気がする。
それが発揮される瞬間は、たいてい本番だった。
練習やリハでは絶対に出せないものが、本番のステージだからこそ出せることがあった。
出番が終わった後に先生や知り合いから、「ちいちゃんワールドだったね!」と褒められるのが嬉しかった。

私は、この自分の中にあるワールドのような、ポテンシャルのような、とある瞬間に出てきて発揮される種みたいなものを信じている。(のようなとかみたいなって表現が多すぎるよな、、、感覚だから曖昧なんだよね、、、許して、、、)

文章を書くことは、それを外に出すことができる一つのツールだと思う。そうすることで、自分を存在させてあげられる気がする。
とは言いつつも、自己表現というよりは全然お喋りみたいなテンションで書いてるんだけどね。

こうやって思うままに喋りまくるのは楽しい。
きっと、正解がないから自信を持ちやすいんだと思う。相手にとって正しい答えを選ばなくてもいい。私が言いたいことを、聞いてほしいことを、ねえねえ聞いて!って喋ることができる。
そういうのが私にとって必要なんだと思うな。

あと、高校生の時に初めてブログを書いてみたら意外とハマったんだよね。文章書くの楽しいし、自分で読み返しても結構面白いじゃん、みたいな。笑
だから、やってみたら合ってたから続けてるっていう理由もあるかな。


「何を」書くのか

発信したいことは主に二種類ある。
一つが状況や日常みたいな自分の存在自体の発信で、もう一つが感情や思考みたいな自分の中身の部分の発信。

前者はもはや生存報告的な、自分を把握してもらうためのもの。なんでそれをするかというと、しないよりはした方がなんとなく良い気がするから、くらいの気持ち。

後者がメインで、これは自分の人生のテーマみたいなところがあると思っている。
私の授業用ノートに、『人生における選択とは、価値観の組み合わせであり、道筋を作っていくものである。』って書いてあるんだけど(なんの授業?)、
この”価値観の組み合わせ”をしたら秒で出てきた答えがあったんよね。

自分が時間やお金、エネルギーをかけているもの、自分の得意なこと、好きなこと、大切なこと、そういうものを組み合わせたら、

人との出会い
×
感情・感覚
×
言葉・文章

「人との出会いによって生まれる、感情・感覚を、言葉・文章にすること」

って、なったんよ。

あ、もう私の人生これじゃん!おけ!みたいな。笑
だからもう、あとはやるだけ、って感じなんだよね。シンプルに。


ちなみに、出会い×言葉とか、感情×言葉とか、そういう単体同士の組み合わせもある。

例えば、私の周りの人って本当に素敵な人が多いから、他己紹介だけで短編集的な本一冊書けそうって思うし、
親の教えや友達にもらった言葉を集めてまとめたら宝物になると思うし、
人との出会いによるものじゃなくても、自分の中でふつふつと沸き起こる感情を書き綴っただけの日記みたいな文章にも価値があると思う。
(でも見返してみたら私のnoteって絶対誰か自分以外の登場人物が出てきてるんだよね、無意識だったけど。笑)



あ、今回のnoteかなり長くなっちゃったので、二つに分けました!

・「誰に」書くのか
・これからのこと
については次の記事で~





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