※最初に言いますが、もちろん主観タップリです。 小説は冒頭が大事だと言われる。 冒頭で読者の心を掴めば、その後も読んで貰える可能性は高い。 ただ今回、理想なんて偉そうな単語を使用したが、もちろん正解なんてない。 ハッキリ言えば、万人が納得する出だしなんてありえない。 だからこれは、Web小説の冒頭を書く際に気をつけた方が良いかもね? 程度の話だ。 さて。 理想があれば、その逆もある。 冒頭として相応しくないもの、だ。 『Web小説の冒頭、そのダメな
前回、小説家になろうの『完結ブースト』について語った理由を説明し忘れていた。 なぜ前回のような話をしたのかというと、私自身がなろうで『完結ブーストでメシ食ってる状態』だったからだ。 初商業化作品の『農閑期の英雄』も、当初は25000字程度の作品として一度完結させた。 この時の最終話時点でのブックマークは9。 この辺の話は当時エッセイに書いたので、興味ある方はこちら↓ 私と底辺作者が集うスレ ~初心者なろう作家の底辺脱出作戦~+おまけのエッセイ https:/
『作者は書き始めた作品を完結させるべきか?』 この話題は定期的に議題として提起される。 個人的な意見を言えば、完結は作者の力になると思っている。 物語を上手く畳めれば、読者に強烈な印象を与える事が可能だ。 私も道中はサッパリ忘れているのに「あのラストマジで良かったよな…」みたいな作品は結構ある。 素晴らしいラストを書けば、作品のファンが生まれる。 これは長い目で見れば、素晴らしいメリットだ。 また、ラストがキッチリ締まっている作品のメリットとして「文字付きレ
有料にするかも、と言っていたがなんか色々面倒なので保留。 まあ、あまり拡散されないようなら考えなければならんね、って感じです。 さて、前回「ポイントを可視化する」という事で話を結んだわけだが。 カクヨムも小説家になろうと同じく「ブックマーク(作品フォロー)+評価(★)」の合計がランキングに反映される、と見て間違いないだろう(以下このフォロー+★を『ポイント』と表記します)。 ただ噂によるとカクヨムのランキングは「それ以外の要素も反映されているのではないか?」と言
さて第二回。 この連載では出来るだけ多くの人に理解頂きたいという趣旨から、一部の人には「んな事はわかってる!」と言われる事もくどくど説明する可能性がある。 今回は「Web小説投稿サイトにおける、読者の導線」という話がメインになる。 なので、そんな事は解りきっているという方は次回をお待ち下さい。 小説投稿サイトにおいて読者を一人でも増やす方法論はどれも全て「ランキングに載る」に集約される。 ランキングに載せる=読者が増える と言い切って間違いない。 も
カクヨムが盛り上がりを見せている。 カクコンは年末の風物詩としての存在感をますます強め、2023年12月6日現在、開始から一週間も待たずに7000作品が応募されている状態だ。 小説投稿サイトの王として長く君臨した「小説家になろう」だが、正直なろうコンとカクコンでは作家の取り組みには差を感じる。 なろうコンはどちらかと言えば「書籍化できなかった作品が、ワンチャンコンテストで拾われればいいなー」という雰囲気を感じる。 一方カクコンは「新作」で勝負する作家が多い⋯⋯気が