第一回 ひまそらあかね(暇空茜)東京都知事候補周辺についてちょっと解説してみる。
「お父さん、暇空のフォロー外しなよー!」
と、これまで長女から何度も指摘を受けた。
ウチの娘は全然有名人などではないが、Xで何度か万バズを繰り出し、そのアカウントはフォロー400に対してフォロワーは6000。
隅っこにいるとはいえ、商業作家の肩書きを持つ私の立場が無くなる数字を持っている。
そんな娘から、私はたびたびSNSでの振る舞いを注意されてきた。
「お父さんはSNSが下手くそだ」「レスバとかバカバカしい」「私のフォロワーさんも呆れてる」などなど。
娘の指摘はいちいち的を射ており、「ぐぬぬ……」となる事も珍しくない。
そして、SNS巧者の娘のアドバイスの中でも、最も多いのが冒頭の言葉である。
そんな、娘からたびたび注意を受けながらもフォローし続けて来た「ひまそらあかね」氏が東京都知事に立候補した。
ならばちょっと解説してみようかな? というのが本noteの趣旨である。
実はもう少し強い動機もあるのだが、それは後述する。
正直この一年見てきた全てを書くとキリがないので、ある程度ポイントを絞って解説していけたらな、と思う。
まずは直近の話について。
ひまそら氏が最近よく話題にするのが「石丸伸二氏のネット工作」についてだ。
その中でも、個人的に興味を惹かれたポストがこちら
ここだけ見ても、ちょっとわかりにくいかも知れない。
なので、情報をわかりやすく可視化しながら一番上だけ解説する。
一番上に書かれているのはこちら。
――――――――――――――――――――
①
現チャンネル
ずんだもんの石丸伸二応援チャンネル(1.15万人)
youtube.com/@nhs70291
動画投稿本数0
以前のチャンネル
2023年5月26日頃
こしぬけ(1.29万人)
web.archive.org/web/2023052604…
動画投稿本数245本
twitterアカウント
こしぬけ@YOTUBE (@koshinuke_44)
―――――――――――――――――――――
ここまで。
まずXアカウントが『@koshinuke_44』となっているが、正確には『@kosinuke_44(間のhが無い)』である。
なのでこのポストから、こしぬけ氏のXアカウントへは直接飛べない。
氏のアカウントへのリンクは下。
https://x.com/kosinuke_44?t=O0pdsCZ6ZrDKHpAvu9zJJg&s=09
飛ぶの面倒な人用に、プロフ画像
ゆっくり実況で親御さんの借金を返すのが目的のようだ。
知っている方もいると思うが、昨今youtubeでは「ゆっくり実況の収益剥奪」が頻発しており、対応に苦慮している実況者も多い。
そんな彼のプロフィールに記載してある、youtubeチャンネルに飛ぶと表示されるのがこちら。
思わず「こっち見んなw」と言いたくなる石丸氏が目に飛び込んでくる。
これに関しては、こしぬけ氏のファンも困惑しているみたいだ。
ひまそらあかね氏のポストによれば、元々245本の動画があったみたいだが、全て消えている。
これに関して、こしぬけ氏からは一切のアナウンスが無い。
下のように、収益化に際してお礼を述べている人が、そんな不義理をするだろうか?
チャンネルの路線を変えるなら、何かしらのアナウンスがあるのか普通だと思うのだが……。
ただ、今後何かしらのアナウンスがあるのが知れないので、これを「チャンネル売ったんだ!」などと決めつけてはいけない。
これはこれで、今後注視するとして。
石丸氏に関しては、様々な発信がなされており、その中には彼の事を褒める者、否定する者がいる。
そんなやり取りを、私がぼんやりと眺めていると「んん?」となる事があった。
それがこちら。
このひまそらあかね氏のポストに対して、下のように擁護する人が出てきた。
この方は石丸氏を擁護する立場のようだった。
その時はサラッと流したのだが……。
全く別のツリーで、こんな人を見かけた。
「んん? これさっき似たようなの見たぞ?」
と思い、見返してみた。
並べると下。
この2つは「全く別のポストに対してのリプ」である。
なのに
『切抜きの編集の解説ですが、新聞社の記事について「どの様な認識に基づいた記事か」という質問に対し、頑なに新聞社が回答を拒んでいるシーンです。
根拠があれば明覚な回答が出来るはずですが新聞社はなぜか回答を拒みます。』
という文章が完全一致している。
これが同じツリー内であれば、インプレゾンビのコピペリプなどとも思えるのだが、どうやらそんな感じでもない。
考えられるとしたら、上の猫画像がサブ垢で、下が本垢、みたいな感じだろうか。
いや、仮に工作とかじゃないにしても、複垢作ってまで擁護とかなんか怖くね? というのが私の率直な感想だ。
もしかしたら、工作でもなんでも無いのかも知れない。
本当にたまたま文章が一致しただけ……かも知れない。
でも、こんな事したら『工作を疑われても仕方ない』というお粗末なレベル。
石丸氏から見れば、むしろ足を引っ張るような行為だろう。
私は別に、石丸氏やその周辺が工作を主導している! などと主張したいわけではない。
彼の支持者が「よかれと思って」やっている、という可能性もあるだろう。
なので、私はぶっちゃけ楽観視していた。
むしろ上記した事なんてやればやるだけ「なんか胡散臭い」と思わせるだけなので逆効果、言葉は悪いが「こんなもんに騙される奴おんの?」と。
ただここで冒頭に書いた、私にこのNoteを書かせようと思わせる出来事が起きた。
都知事選についてのちょっとした会話から、妻がこんな事を言い出したのだ。
「youtubeでチラッと見たんだけど、石丸さんって人がなんか良さそうだった」
おったわ、ここに。
ウチの妻はジャニオタである。
特にKAT-TUNの大ファンで、泊まりがけでコンサートに行くほどである。
KAT-TUNファンは自らの事を「−(ハイフン)」と呼ぶ、などという無駄な知識を私に与えた張本人だ。
だからジャニーズファンにはひまそらあかね氏を応援している人も多いというのを見て、完全に油断していた。
妻はいわゆる「ネットをあまり見ない人」だ。
私や娘のように、SNSにどっぷりというタイプではない。
そして有権者の大半は、たぶん妻と同じレベルだと思う。
そう、ほとんどの人にとって、投票の動機なんて「チラッと見た」で充分なのだ。
だからこそ、私はこのnoteを書いた。
今行われているのはまさに「情報のチラッと見せ合い」なのだ。
その点では「情報の物量」が物を言う。
私のnoteをチラッと見てくれる人が、一人でも二人でもいればいい。
今はそんな気持になっている。
なぜなら
・暇空氏のフォロワーで、彼の事をここ1年以上追ってきた私。
・アンチ暇空の娘。
・ネットをあまり見ない妻。
そんな、今回の都知事選の縮図のような状態が、奇しくも我が家に起こっているのだ。
急いで書いたのであまり纏まってない気もしますが、次回以降も何か書いていきます。
では。