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『Stealing SHADOWS (Kay Hooper /BANTAM BOOKS )』、音読了。

 アメリカの、ベストセラー作家、ケイ・フーパーの、
Bishop/Special Crimes Unit シリーズの中の、
シャドウ・ファイル トリロジーの、第一作。
(※邦題は、『シャドウ・ファイル/覗く』、ハヤカワ文庫、です)

 長々と説明しましたが、要するに、サスペンス小説です。
 邦訳の版元の早川書房さんが、絶版の本はHPに掲載しないので、俺が英文から読み取ったあらすじだと、このようなお話でした↓
 殺人者の心を覗くことのできる超能力者、キャシー。LAで警察の捜査に協力していた彼女は、すんでのところで、犯行を防げず、その心の傷を癒すため、叔母の遺産である家のある田舎街に引っ越すが、彼女の思考に、またも、殺人者の思考が見えてしまう。彼女は、街の判事であるベンに協力を求めるが、ベンの友人の保安官マットは、彼女の能力の実在を疑う。しかし、恐るべき殺人事件が、実際に起こるのだった・・・・・・。

 他者に、超能力を信じてもらうために、キャシーが、様々なアクションを行っていく過程が、
互いの人間性に、信を置いていく過程にもなっていて、
 (さすが、ロマンス小説も書かれている作家の作品だ)
 と思いました。

 洋書として、の話をしますと、
会話が中心でしたし、シリアル・キラーの内心の声も、英語としてはわかりやすく、
恐らくは、英語の本を読むのが初めて、という人にも、
充分、読めるものだと、思われました。
 (※ただ、文庫一冊分の長さはあるので、一日で読み切ろうとしたり、俺のように音読しようとすると、ちょっと大変かもしれません)

 以降の作品は、シリーズ名にも入っている、ビショップ(Bishop ) という男性のキャラクターが、メインの話になるようですね?(※未読)

 >What if you can enter a madman's cruel mind as he plains his vicious crimes?

 おわり

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