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体育が終わり、教室に上がっていく時間になると、 既に来客は帰っていた。 もっとも恐怖を感…
「僕たちが直接謝りに行きます。だから先生は辞めないでください。」 さすがの重たすぎる沈黙…
職員室に入ると、校長先生は出張中で、教頭先生だけがいらっしゃった。 「教頭先生、6の1の…
「え!ととろん先生、パソコンの電源が切れました。」 全員がざわざわしている。 「はい、今…
「ととろん先生、ととろん先生。」 3時間目が始まってすぐに、MさんとHさんが声をかけてき…
さて、やってきた社会の時間。子ども達が調べ活動を進める時間だ。 パソコン室のデスクトップ…
6年生の社会科の勉強は、その後の中高での分野で言い換えると、 2学期末までは「日本史」、2学期末から3学期が「公民・現代社会」 となっていく。1月に入り、『日本とかかわりの深い世界の国々』 と言う単元の勉強に入ったものの、教科書で紹介されている、 「アメリカ・中国・オーストラリア・サウジアラビア」 の4か国のなかから選んで、調べたりして行くのは、 あまり面白くないなと思い、それぞれが日本と関わりが深いと思った、 一番興味のある外国を調べていこうと、そんな展開で学
「でもね、このまま出てくるまで待ちますとか言っても、時間だけ無駄に流れて、どんどんみんな…
「いや、まずそこはみんなそうだという理解でいいよね。」 「当たり前やろー。」 「この牛乳…
「ととろん先生、また置いてある。」 掃除時間になり、KさんとRさんが指したのは、黒板前のオ…
「今日から担任としてみんなと向き合うから、しっかりと言っておきたい。 先生は『やるときは…
だが、やはり一人に丸投げされる状況は、自分が力不足だった時に、 何よりも子ども達に迷惑を…
校長室に入ると、校長先生、教頭先生、教務の先生と、 管理職三役がそろい踏みで待ち構えてい…
バレンタインデーが過ぎると、思い浮かんでくるエピソードは、 【卒業】に向けてのあれこれ。 送り出した子どもたちのクラスの分だけ、 思い出される出来事も浮かんでくる。 だが何度卒業式で見送る担任をさせてもらっても、 毎回思い出すのは、以前「鬼祭り」で登場した6の1の子達との、 卒業までのドタバタ劇。 僕も必死で、こともたちも必死で卒業式まで駆け抜けた。 そんな印象が一番強く残っている。 【卒業】という言葉で思い出しても、一番心に残っている6の1の子達。 どう