#89 チョコをもらいに麒麟がくる!?
さて、バレンタインデーまであと二日。
昨年に続き今年のバレンタインデーも、メリーチョコレートがバレンタイン向けのブランドのひとつとして展開している「TSUWAMONO(つわもの)」シリーズを奥様にリクエストしました。このシリーズは戦国武将がモチーフとなっている超人気商品であるのは昨年のnoteでもご紹介したとおり。
昨年は徳川家康と石田三成の2つで関ヶ原セットだったのですが、今年は織田信長と明智光秀の本能寺セットにしました。その理由は明快。2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀から。
まだバレンタインデー当日ではないのですが、売り切れが怖いので、早々に買ってもらったのが上の写真。さすがに開封するのは14日以降にさせていただきます。
さて、バレンタインデーの起源は、ローマ帝国時代に遡ると言われています。西暦268年に皇帝になったクラウディウス2世が、「故郷に愛する人を残すと士気が下がる」という理由で、遠征に出る兵士の婚姻を禁止したのですが、これをかわいそうに思ったヴァレンティヌス司祭が内緒で結婚式を挙げてあげていました。そのことが皇帝にばれてしまい、司祭は処刑されてしまうのですが、処刑された日が2月14日のジュノーの日だった…というのが有力説とのこと(ウィキペディアより)。ヴァレンティヌスさんって名前からして作り話っぽいなぁと思ったら、キリスト教会による創作との説もあるようです。
日本では、流通・製菓業界によって販売促進のために普及が試みられ、1970年代後半に定着しました。「女性が男性にチョコレートを贈る」というのは実は日本独自の風習です。。世界的に見ると、男性が女性にお花等のプレゼントするのが通例です。
なお、バレンタインデーにチョコレートを渡すのがいいのではと最初に考案したのは、神戸のモロゾフ製菓が、「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピーの広告を新聞に掲載したのが始まりという説が有力です。1992年に聖バレンタイン殉教の地イタリア・テルニ市から神戸市に愛の像が送られており、神戸が日本のバレンタインデー発祥の地と認められているそうです。
神戸…というか播磨の戦国武将といえば黒田官兵衛が思い浮かびます。「TSUWAMONO」は黒田官兵衛チョコを早々に作るべきなのではないでしょうか。黒田官兵衛は生涯奥さんは一人だったことは有名なので、尚良いと思います。それから息子の黒田長政の一の谷兜が板チョコっぽいし。
プチ情報ですが、黒田長政のこの一の谷兜はその名の通り、源義経が一の谷の合戦で決行した「鵯越(ひよどりごえ)」の崖をイメージしているらしいですよ。
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