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#47 「コヨミ」って言葉、かわいくないですか?

よく「名は体(たい)をあらわす」と言います。簡単に意味を言うと「名前はその物や人の性質や実体をよく表すものだということ」です。しかしながら、名前の響きだけで受ける印象もあると思います。

過去にこのnoteでも「ミラーニューロン」の記事で取り上げたラーメンズの日本語学校(フランス編)のネタ。その中で、地名をその文字面のイメージのトーンで読み上げるというネタがありました。「目黒(メグロ)」や「御徒町(オカチマチ)」はかわいらしく読み、「五反田(ゴタンダ)」や「日暮里(ニッポリ)」は低音のドスの利いた声で読みたくなるイメージ。


ちょっと話が回り道になってしまいましたが、前記事で卓上カレンダーのことを書いたときに思ったことがありました。「カレンダー」はドスの利いた声で読みたいですが、「暦(コヨミ)」はかわいい声で読みたくないですか?「暦(コヨミ)」って響きがかわいいと思うのです。女性の名前っぽいからってのもあるかもしれません。

俄然「コヨミ」という文字に興味が出てきてしまい、色々と考えていたら、あることに気づきました。「コ」も「ヨ」も「ミ」も、漢字の「田」の中に納まるじゃないですか。突然何を言っているんだと思われるかもしれないので、図で示してみましょう。

どーです?「田」の中に収まります。「田」を構成する6本の線を何本かそれぞれ削除することによって「コヨミ」にすることが可能です。他に「田」に収まるカタカナはないかと考えたら「ロ」がありました。「コヨミ」に「ロ」も足して何か単語を作れないでしょうか。ロコヨミ、コヨミロ、コミヨロ…。

「コロヨミ」!

頃を読むって感じでしっくりきました。ネットで「コロヨミ」で検索しましたが、何も出てきませんでした。商標登録も0件です。デザインしやすそうな4文字だし、ニュースサイトとか、無料漫画サイトとかの名前に使えそうです。さらに「エ」もいける。

「エコロヨミ」!

環境問題、エコに関するフリーペーパーのタイトルとかに使えそう!もちろん商標登録0件でした。さらに考えると「チ、ト、ニ、ヲ」もいけそうですが、こちらは見た目的にイマイチ。

「ニ」は該当しませんが、やはり上下の横線が、どちらか一方が欠けてもしまりがなくなってしまうのだと思います。カタカナって線が単純なので、こういう発見や実験ができて楽しいです。私のマガジン「ケッコーキカク」もカタカナのカ行を並び替えただけですし…。仕事でネーミングもよく考えたりするので、たった50音とはいえこだわっていきたいですね。今後はそのネーミングをかわいく言いたくなるのか、ドスの利いた声でいいたくなるのかまで考えましょう。


追記:今回のイラストですが、私が魔法少女的なキャラクターを描いたらどうなるか試しに描いてみました。ずばり『魔法少女コヨミ』です。そういう名前のキャラはいるのかと検索してみたら、「白猫プロジェクト」なるスマホゲームのキャラクターにいるみたいですね。このnoteを始めた1つの理由として、普段描かないジャンルのイラストを描くためもあるので、今後こういう挑戦もしていこうと思います。

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