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#34 レッドオーシャンは血の海地獄

血の海地獄と聞くとキン肉マンを思い浮かべたあなた!あるいはジャンクマンまですぐ思い浮かんだあなた!おそらく同世代ですね!飲みに行きますかw。

今回血の海地獄だと表現したレッドオーシャン。

マーケティングにおける、レッド、ブルー、ブラックそれぞれのオーシャン(市場)について書いてみたいと思います。

まずはそれぞれどういう意味なのか書き出してみました。

・レッドオーシャン…競争の激しい既存市場。赤い海。血で血を洗う競争の激しい領域
・ブルーオーシャン…競争のない未開拓市場。青い海。競合相手のいない領域
・ブラックオーシャン…参入障壁が高くライバルがもともと存在しない独占市場

それぞれの位置関係を図で表すとこんな感じ。

レッドオーシャンとブルーオーシャンはつながっています。そしてレッドオーシャンの方が広いです。さらに深く潜ったところにブラックオーシャンがあるのですが、レッドオーシャンにいたっては、どんなに深く潜ってもすでにやり尽くされて、ブラックオーシャンが存在しない場合があることを表しています。

さらに各々のオーシャンを掘り下げる

「レッドオーシャン」はライバルが多いので薄利多売になる傾向があります。資本力の小さい個人レベルでは厳しい市場です。

「ブルーオーシャン」はライバルが少ないため価格競争が少なく、付加価値の高い商品やサービスがあるのが特徴です。

レッドオーシャンとブルーオーシャンはつながっていることからも分かる通り、ブルーオーシャンはいずれレッドオーシャン化します。ブルーオーシャンを攻めるときは、レッドオーシャン化を考えながら進めなければなりません。なのでブルーオーシャンだからといって安心できるものでもありません。ライバルが少ないのは、そもそもニーズが少ないのかもしれません。いずれにしろ、前もってプランを立てることが肝要です。

ブラックオーシャンは尖りに尖った商品、サービスを扱っているためライバルが全く不在な市場です。ここは狙って行ける場所ではなく、自分で作らなければならない市場とも言えるでしょう。

バリュープロポジション

レッドオーシャンにある商品でも、その商品の特長をもとに、「バリュープロポジション」の領域に持ち込むことは可能です。

ライバルに差をつけて、レッドオーシャンからバリュープロポジションの領域に持ち込むのに必要なのがブランディングです。ユーザーのファン化を進めて、ライバルたちがひしめき合っている市場から、自分たちを見つけてもらうことです。

ブランディングを始めるときや、新商品を開発するときは、まずどのオーシャンを目指すのか、どのオーシャンに位置しているのか考えることが必要になります。

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