あなたのために…ハラスメント

「これはあなたのためにいってるのよ！」

「お前のためを思って言ってるのに」

今考えると虫唾がものすごいスピードでダッシュして行くこのくだらないセリフに私の人生は今まで散々振り回されてきた。このセリフを言われると「話を聞かない私が悪いのかな」「この人の言うことは聞いた方がいいのかな？」と謎の罪悪感を感じていた。人類の誕生ぐらい謎である。

言ってる側は良かれと思って言ってきているが、本音のところでは、ただこちらをコントロールしたいだけと言うことに気づいた。落ち着いて考えると言われた方向に決断しても結局のところ、責任をその人がとるわけではない。失敗したら「言わんことはない」成功したら「ほら言った通りだろ？」となんとでも言える。やりたい放題の偽善者野郎の戯れ言だと言うことに27歳と3ヶ月で気づいた。いい人を演じたクセが悪いハラスメントである。

あなたのためにハラスメント振り回され続けた私のような被害者を一人でも救うため、対策をお伝えする。

「どーも貴重な意見ありがとうございます」といって右耳から左耳へ聞き流してそのままサウナに行くこと。「ただサウナ行きたいだけやんか！」と言うツッコミも聞き流して。それでは今日もサウナでお会いしましょう。では。