【インタビュー】手帳術momoさんに聞く、書く瞑想「ジャーナリング」のすすめ
感情をノートに書き出し、自分と向き合うジャーナリング。「書く瞑想」とも言われ注目を集めています。今回はインスタグラムで手帳術やノート術を紹介しているmomoさん(@MOMO_DAIARY)にお話を伺いました。
ジャーナリングとは
ジャーナリングとは、一定の時間内に頭に浮かんでくる考えや感情を紙などに書いていくことをいい、「書く瞑想」とも呼ばれています。
紙に書くことで、自分の考えや感情を言語化し可視化でき、「自分」をより知ることにつながります。
ジャーナリングのテーマはネガティブなものだけでなく、ポジティブなものも効果的です。
ジャーナリングを始めたきっかけ
M:5年前からこのアカウントを始めてから様々な方の、手帳術やノート術を見ているうちにジャーナリングを知りました。
ジャーナリングでの変化
T:ジャーナリングを通じてご自身にどのような変化はありましたか?
M:ジャーナリングを始める前は、行き場のないもやもやが自分の中にあり、解決したいのか、解決したくないのか堂々巡りしていました。具体的には、自分のキャリアや友人とのライフステージの違いを比較してしまい自信を無くしていました。
しかしジャーナリングに出会い、感情を書き出すことで「もやもや」を見える化して吐き出すことですっきりしてきました。
私は新卒3年以内で転職したので、まわりの友だちは頑張っているのに大丈夫かなと思っていました。そんな誰にも入れないモヤモヤを言葉にしていました。
T:モヤモヤを言葉にすることでモヤモヤは解消されるのでしょうか。
M:具体的な解決策に結びつかなかったとしても、自分が選んだのはこれだと腹落ちすることが出来ます。
T:私もジャーナリングに挑戦しているのですが、ネガティブなテーマだとすらすら書けるのにポジティブなテーマだと全然書けないんですよね。ある意味自分のなかでの気づきでした。
M:そうですよね。ネガティブなことは気にせずに殴り書きでも書けるのはジャーナリングの良い所ですよね。
T:あ、あと1つ気になっていたのですが、ジャーナリングに書いた内容って後から振り返ることはありますか?
M:基本的にしません。数年後に整理するときにパラパラ見ることはあります。その瞬間瞬間を大切にして、後には引きずらないようにしています。
ジャーナリングのやり方は?
T:ジャーナリングのやり方を教えてください。
M:ペンとノートを用意し、テーマを決めます。時間は私は5分でやっています。朝出かける前や寝る前に1日の振り返りにやってました。
ジャーナリングを通しての変化
Toto:ジャーナリングを始める前と後でmomoさんの中にどのような変化がありましたか?
Momo:以前はキャリアやライフステージについて友人など他人と比べてしまっていました。だけどジャーナリングを始めてからは他人とではなく過去の自分とを比べられるようになりました。
メンタルコントロールにおすすめのコーピングリスト
T:インスタグラムで他にもノート術を投稿されているmomoさんですが、他にもおすすめはありますか。
M:よく見られているのは「ウィッシュリスト」です。あとはコーピングリストがおすすめです。
T:コーピングリストは初めて聞きました。
コーピングリストとは:
自分がストレスを感じたときにどのように対処すればよいかを考え、その対処法をリスト化したもの。直面するストレスに対して、具体的な対策を視覚的に整理し、活用するためのツールです。
M:。私は甘いものを食べるや、散歩に行くなどお金をかけなくても出来ることをメインに書いてます。
あと、マンスリーページには病院に行くなどの予定とは別に「自分との予定」を書いてます。この日は読書DAYにしようとか、カフェで手帳をゆっくり書こう、趣味の韓ドラを観ようなど、、
T:自分との予定って新しいですね。
M:書き出すことで時間を作ろうと意識できるので、いいなと思ってます。
T:自分と対話する時間を取るのってすごく大切だなって思うんですが、そこに関してはどう考えていますか。
M:1日の終わりに日記を書くのですが、その時に今日の良かったことやできたことを3つ書くようにしていて、自然に前向きになれたり、ありのままの自分を受け入れられるようになりました。
比べる対象が「他人」ではなく「自分」になります。1か月前と比べて成長実感を得ることができます。
T:人と比べちゃうってあるあるですよね、、
M:そうですよね。
T:仕事する上でも成績で評価されるから比べちゃいます。ジャーナリングは仕事上でも役立ってますか?
M:この仕事でいいのか、ライフステージがある上でキャリアを考えるきっかけにもなりました。
おわりに
ペンとノート2つで簡単に始めることができるジャーナリング、是非みなさんもはじめてみてはいかがでしょうか。私Totoも社会人になって初めてジャーナリングを知り、毎日ではないですがゆるゆると取り組んでいます。個人的には書いた内容がどう、というよりは、いつでも自分の感情を吐き出せる自分だけの場所があることが心の支えになっています。
momoさんありがとうございました!
それではヘイドー!
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