こんにちは!株式会社Rabeeのtotoです🐝デザイン・EC・マーケティングでの職務経験から得た、働きやすさに繋がるヒントをnoteに記していきたいと思います。
本日は「生成AI」はほぼ初めて!というWEBデザイナーの方が、業務で使える活用術をご紹介します。
まずは基本的な使い方の習得を目指しましょう!
今回は主にChatGPTを使った業務の効率化方法をお伝えします。
私が普段利用する時はTeamプランを使用していますが、無料プランでできるものを取り上げましたので、ぜひ実際に試しながら読んでみてくださいね!
1. 生成AIを使うリスクとは?
はじめに、生成AIを使う上での注意点をお伝えします。
漠然とリスクを感じているために、生成AIを業務に活用できていないという方も多いのではないでしょうか。
主にどのようなリスクがあるのかを把握し、何に注意をすれば良いのかを知りましょう。
主に気を付けるべきは2点!
漏洩のリスクについては、そもそも「機密情報・秘密情報・個人情報」を入力しない使用方法であれば問題ありません。
使用する人が「何が入れてはいけない情報に該当するのか」を理解する事が一番大切です!
GPTの場合は、インターネット上のウェブページ、書籍、記事、Wikipediaなど、公開されているテキストデータから情報を収集し、与えられた文脈に基づいた予測を答えとして生成するため、正誤性や最新性は保証されていません。
正確性を保証するためには、他の情報源との照らし合わせや検証が必要になります。
アイデア出しなど、正解がないものについては相性が良いです!
2. ChatGPTを活用する
基本的な使用方法は、会話をするように「聞きたい事」を入力するだけです。
デザイン業務の効率化につながる使い方を5つ挙げてみました。
① アイデア出し
アイデア出しはGPTが得意とする業務の一つです。
試しに、既存商品のコンセプトの再設計を考える際のアイデアを出してもらいましょう。(架空のサービスです)
いかがでしょうか?単純なものが多いですが、ブレインストーミングをするにあたって、たたきの存在があるのと無いのではアウトプットの質もスピードも変わってきます。
② 業務フローの整理
デザインプロジェクトは複数のステップを経て進行しますが、ChatGPTを使うとその業務フローを整理するのに役立ちます。
たとえば、「ウェブサイトデザインのプロジェクトを効率的に進めるための手順を教えて」と尋ねると、具体的なステップとその順序を提案してくれます。
「簡潔に」というワードを入れる事でよりシンプルな記述になります。
「マークダウン形式で記述し、コードブロック表示して。」と指示する事で、他のテキストエディタにコピーしやすくなります。
③ コンテンツ生成
ChatGPTはテキスト生成能力が優れているため、デザインに必要なコンテンツを作成する際にも役立ちます。たとえば、ウェブサイトのキャッチコピーや製品説明文を作成する際に、たたきとなる文章を生成してくれます。
正直このまま使用できるレベルではありませんが、一瞬で生成してくれるので、インスピレーションを得るには良い方法です。
必須で入れたいキーワードなど、条件を細かく入力する事でより精度の高いテキストが生成されます。
他にも、
必要画面の洗い出し
LP要素の洗い出し
ダミー文書の作成
ヒアリング項目の作成
などにも便利です。
④ 文書の要約
こちらもGPTが得意とする業務の一つです。
全文章を読む前に概要を把握できるので、インプットの質が高まります。
翻訳も得意なので、海外のサイトからの情報も得やすい点も嬉しいですね!
試しにこちらの記事を要約してみましょう。
要約を見ることで知りたい情報が載っているのかを判断でき、最初から最後まで読んだけれど欲しい情報が無かった、という事も避けられます。
⑤ データの分析
chat GPT4oでは、手持ちのデータを読み込んで分析することができます。
たとえば、ヒアリングシートやサービスのアンケート結果をGPTに渡して「データをもとに課題を分析してください。また、課題解決のためにできる施策を挙げてください。」と指示するだけで、簡単に課題と施策を提案してくれます。
※ データの中身については機密事項を含む場合があるので、使用可能なものなのか各自で判断してください。
3. つまずきがちなポイントと解決策
ここでは、ChatGPT初心者がつまずきがちなポイントと、解決策をご紹介します。
途中で生成された文章が終わってしまう
生成されたテキストがわかりにくい
具体的な指示がない
質問が長い
文脈が失われる
4. さいごに
今回は、生成AIがはじめての方にむけて、業務に取り入れる方法をご紹介しました。
ChatGPTは会話をするように入力するだけで、だれでも簡単に使用できる点が嬉しいですね!
みなさまの業務で使用するイメージを持っていただけたでしょうか?
次回はGPTsの活用など「脱初心者」のための利用方法をご紹介予定です、あわせてご覧いただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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