見出し画像

自律神経の乱れ?〜体内のオートマティックシステムを知ろう①

「寒暖差で自律神経が乱れて体調不良が起こります」
とテレビでは言っていますが、この表現は正確ではありません。

そもそも自律神経は特別な箇所を指すわけではなく、大きな分類を指しているわけですから、自律神経が失調していると病院で無理やり(失礼w)病名をつけられるのも矛盾している。
これは「〇〇が痛い」と言っている人に「〇〇の部分の感覚神経が反応していますね」と当たり前のことを言っているだけで、なんの診断にもなっていないことを理解しておかなければならない。典型的なのが坐骨神経痛という病名で、坐骨神経支配部に沿って痛みが出ている人(お尻から足の外側にかけてここが痛いんですとさすっている患者さん)に向かって、坐骨神経が痛みを感じていますね…って、当たり前やん!痛いって言ってんだから!w

あ、話がそれたが…

人の体の神経は大きく運動神経と感覚(知覚)神経と自律神経の3種類に分類される。自律というのは人間の意識活動とは関係なく生物的に生物的に自律している、ということを指している。
寒い時は保温する(放熱を防ぐ)ために皮膚上の毛穴や汗腺を閉じる、寒いから窓閉めて!というイメージ。一方、暑いと感じた時、皮膚の毛穴や汗腺を開いて放熱しようとするが、現代人はクーラー病で毛穴の開放がうまくできなくなってしまい、クーラーの冷たい風に当たらなければ体を冷やせないという退化した人が増えてしまった。クーラー病の人は毛穴や汗腺を開放することが下手くそなため通常でも暑く感じるので「最近の夏は異常に暑い」と言い張っている。温暖化という言葉であやふやにしているが、昔と百葉箱など気温計測の基準は変わっていないが、気温観測所の周囲環境は大きく変わっているから同じ状況でも数字的には高音を指すようになってしまった、ことを無視してはいけない。

あれ?自律神経の話からクーラー病の話になってしまったw
自分の体の退化(温度調節障害)を外部環境のせいにしている、というお話でした!人の世は面白いですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
ご相談、治療のご予約はお電話かメールにて。

やぎやま徒手医学研究所【完全予約制】
岐阜県各務原市松が丘1−109
08036406834
umagiatles@gmail.com

臨床センター
はざま徒手医学研究所【完全予約制】
あたご徒手医学研究所【完全予約制】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?