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氷の世界

デロリアンがタイムトラベルから帰ってきた時くらい車が凍りつく朝が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
バック・トゥ・ザ・フューチャーを観ていない人には全くわからない挨拶を繰り返す今日この頃です。

氷って不思議な存在!ってことご存知ですか?

物質の3体、固体ー液体ー気体の中の、水という物質の固体を氷(気体を蒸気)と呼びますね。
20世紀の自然科学では一応、物質界の物は全て、温度変化など環境などに応じてこの三態のいずれかの形態で存在していると云われています。今世紀後半や来世紀にはプラズマやエーテル体と呼ばれる形態もそのうち4態、5態として含まれてくるかもしれませんね。あ、また話がそれた…。

全ての物質は温度によってその形を変え、例えば硬い塊でしか見たことないような鉄でさえ何千度という高温の環境では溶岩のようにドロドロに真っ赤な液体になっていますし、空気だと思っている二酸化炭素は低温下では固体のドライアイスになります。

さて問題は「同じ物質の液体と固体を混ぜた時どうなるか?」ということ…
あ、要するに水の中に氷を突っ込んだらどうなる?と聞いているだけですよw
当たり前すぎて、何て答えて良いかわからない人が多いと思いますが、当然
「浮きます」よね。
固体(氷)が液体(水)に浮く
あまりにも日常的すぎて、普段考えないとは思いますが、これ、実は、非常に不思議なことなのです。
前述した鉄の塊はドロドロした赤い鉄の液体の中では沈みます。ドロドロに溶けた溶岩の中に岩を入れると沈むイメージです。
これは固体と液体の容積変化の特徴で、冷やした物質が
液体→固体 容積が小さくなる(密度が高くなる)と固体は液体に沈む
逆に
液体→固体 容積が大きくなる(密度が低くなる)と個体は液体に浮く
という現象ですよね、そして、なんと!
地球上のほぼ全ての物質が前者(個体が沈む)で、氷(固体)が水(液体)に浮く、つまり温度が下がって凍る(液体→固体)ことで容積が大きくなる物質は水以外にはほとんどないのです!

これはある意味神秘です。仮に水以外の物質(例えば硫酸アンモニウムw)の海で惑星が覆われているとすると、温度が下がって凍ってしまうとその固体(氷)は沈むので、海の表面から温めてもなかなか溶けることはなく、簡単に氷の惑星になってしまう。
地球が簡単に氷の惑星にならないのは、水という物質の不思議さによる物だということは、意外と知られていない、というお話でした。

我々人間の身体も7割以上が水でできているわけですから、神秘率70%ということです。
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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