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どこだって世界と、宇宙とつながってる~「パパが宇宙をみせてくれた」を読んで

子どもが産まれて新生児の時期を過ぎると、私は思った。
「子どもは毎日毎瞬、いろんなことを吸収してぐんぐん育つ。
だから色んな刺激をあげよう。色んなことをさせてあげて、色んな人に会わせよう。」

それで毎日のように公園に行き、児童館に行き、ひたすら毎日予定を入れて出かけた。

自宅で退屈しないように。
今日が楽しかったと思えるように。

自分が疲れていても、家事が気になっていても、さらには日が沈んで薄暗くなっても、夏の汗ばむ陽気でも、子のためと思うがこそ、いそいそと出かけて行った。


でも、コロナを経て、マインドフルネスを学んで、私は今は思ってる。

自分が無理してすることに、そんなに良いことないな、と。
「こうすべき」「しなければ」で動いても、子どもに良いことないな、と。もちろん自分にも。

当たり前なんだけど、囚われていた私には届かなかった。
「怠けちゃいけない。」
「いつも一生懸命じゃなきゃいけない。」
そんな考えに取り付かれてたから。

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どこに行っても行かなくてもいい。

むしろ自分が心地よくすることの方が、子どもにとって大きな思い出になるし、子どもの心の栄養にもなるんだろう。

そう思わせてくれる本。
「パパが宇宙をみせてくれた」


何気ない瞬間が、子どもと私の宝物になる。

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