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[全文無料: noteのヒント] これがオイラの note 全収入だ! ついでにnote 全歴史の振り返りも簡単に。

[約3,000文字、400字詰め7枚ほど]

今日は久しぶりにとある読者の方から100円の投げ銭をいただいたことに気をよくして、ぼくが note.mu で稼いだお小遣いの総額を公開しちゃいます。

ついでに 2014年4月7日に始まった note.mu の歴史も簡単に振り返って見ることにしましょう。

// なおこの記事には「お金ライター」のタグをつけさせていただいていますが、募集の趣旨とは相当ずれてるでしょうね。でも、ライターのお金の稼ぎ方ということで、「経済」の記事と言えなくもないんじゃない? 程度の洒落ですので、よろしくお願いしまーす。

  *  *  *

ではまず、ぼくのダッシュボードの売上管理画面をご覧ください。

振込可能金額 2,912 円、売上 3,732 円となっていますが、今月分があと100円ありますので、売上総額は 3,832 円です。

これを年別で見ると、

総計: 3,832円

2014年: 908円 = 408+100+400
2015年: 1,224円 = 300+200+516+108+100
2016年: 1,200円 = 100+200+400+200+300
2017年: 300円 = 100+200
2018年: 200円 = 100+100

ということになります。

  *  *  *

このtosibuuアカウントは2014年の10月から正式運用を開始しましたので、2014年は三ヶ月で 908円稼いだことになります。

てことは、月300円ちょいですね(笑)。

note.mu はテキスト・画像・音声などのコンテンツが簡単に販売できることを売りに、2014年4月にサービスが開始されました。

SNSとしての機能も大きな魅力で、当初から文章・イラスト・漫画・音楽など、さまざまな作品を作ることを楽しむユーザが集まって、にぎやかなコミュニティがゆるやかに形成されていきました。

ぼくの場合、自分のコンテンツが「売れる」ということに惹かれ、少し遅れて2014年10月から利用を始めましたが、「売れる」以上に印象づけられたのがnote特有の「つながる」感覚でした。

パソコン通信の時代のフォーラムや私設のBBSから始まり、各種掲示板、はてなダイアリー、mixi、 twitter、 facebook、 tumblr などなどいろいろなネット上のコミュニティを体験してきましたが、「表現が好きな人」が集まる note には、それまでに経験したことのない、*新しい密度* のやりとりができるっていう感じたんですね。

2014年は、10月15日にクリエイターにサポートする(それまではユーザが自分なりに投げ銭としてやるしかなかった)機能が追加され、さらに10月21日にはiPhone、Androidともにアプリがリリース、また12月1日にはタグの機能も追加されたので、noteの利用環境にまずまずの安定感が出てきたころかと思います。

というわけで、2014年中の三ヶ月は note にかなり没頭し、それは年が開けてもしばらく続くことになりました。

  *  *  *

さて、2015年の収入は、

1,224円 = 300円(1月) + 200円(2月) + 516円(3月) + 108円(4月) + 100円(5月)

となってます。

3月までは東広島で暮らしてたんですけど、4月以降アパートを引き払ってタイを経由してマレーシアに行っちゃったんですね。

それでこの年も実質最初の三ヶ月しか記事を書いてません。だから1,224円を3で割って、400円/月ちょっとです。前年の300円/月は上回りました(笑)。

この年の note は、平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」が連載されて、そのコラボレーション企画もありましたが、それほどの盛り上がりは感じられず、割と静かな年だったような印象です。

  *  *  *

2016年3月1日、有料サービス「プレミアム」が導入され、継続課金マガジンが使えるようになったことで、note は新しい時代を迎えます。

ブロガー系ユーザの大量流入です。

ぼくはそもそもが小遣いくらい稼げたらいいな、と思って note を使い始めた人間でもあるし、彼らのことを特に悪く言うつもりはありません。

note というサイトが商業的に成り立つためには、多少内容が「はてな?」であっても、とにかくコンテンツが売買される必要があるという運営サイドの判断は「理に適っている」と思うのです。

この点については、当時このような記事を書きました。

[全文無料・オマケ付き] あなたは交流派? それとも課金派? --- noteの持つ二面性についての小考察
https://note.mu/tosibuu/n/nf42c42538184
(ページビュー 519、スキ 34 いただきました)

ちなみにこの記事は、コメントなどでやりとりのない見知らぬ読者の方に初めて購入していただい想い出深い記事でもあります♬

今ではもう、そういう大きい波は過ぎ去って、交流派の人も課金派の人も、それぞれなんとなく住み分けてる感じでしょうかね。

なお、2016年のぼくはと言えば、そういう流れに少しは刺激をもらって、少しは真面目に書いた月もあったのですが、ほかのサイトにあれこれ記事を書き始めたりしたので、結局まともな記事はほとんど書かずじまいだったので、

1,200円 = 100円(1月) +200円(2月) +400円(3月) +200(6月) +300(12月)

という低調な数字、とても「稼いでる」とは言いいがたい状態でした。

  *  *  *

その後のnoteは、掲載中のコンテンツがぼちぼち書籍化されるなど、徐々にネットでの認知度を上げていきましたが、2017年10月からThe Guildの深津貴之がnoteの運営母体であるピースオブケイクのCXOとして参加することで、さらに新しい次元へと突入しました。

こちらがそのときの、ピースオブケイク代表・加藤貞顕さんの説明です。

10月からTHE GUILDの深津貴之さんがピースオブケイクのCXOとして参加してくれています。CXOというのはChief eXperience Officerの略で、デザインからUX(ユーザエクスペリエンス)まで、cakesやnoteにまつわるユーザー体験の全部を設計する仕事です。
( https://note.mu/sadaaki/n/ne4530f4a9e73 より)

このことによってnote のシステムは、確実に使いやすい方向に変化を始めました。

すべての問題が一気に解消するというわけにはいきませんが、サービスの開始当初から続いていた、技術的にもユーザ対応の点でも不十分な運営のあり方が、ようやく健全化された感があります。

ということで、2017年10月以降noteはいよいよ順風満帆、ツイッターやはてなブックマークでもnoteの記事を見かけることが多くなりました。

2018年はnoteにとってホントにいい年になっていると思います。

で、ぼくのこの2年の成績はどうかって?

いやそれは、もう先ほどお見せしたとおりで、昨年が300円、今年が今日ご購入いただいて、やっと200円という体たらくなんですよ。

でもぼくもがんばりますよ。

noteで知り合った小説家系の人たちに刺激を受けて、なんか書けそうな気がしてきましたからね。

そして何より、今までnoteを続けてきてホントによかったなーって、思ってます。
自分一人だと、どうしても息も絶え絶えで、中途半端で終わっちゃうことが多い人生を送ってきましたが、こうやってみなさんとつながりが持てたおかげで、なんとか書き続けることができてます。

というわけでみなさん、これからもよろしくお願いします。
ではではナマステジーっ♪

[2018.11.04 西インド、プシュカルにて]

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