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4.8(49/89日目) コミュニケーション力

朝起きてダイニングで朝食を取ったあとチェックアウト。
安田さんにはまた来る約束をしていったんお別れをした。

今日はレェイダに移動するかバルセロナにもう2泊するか悩んだが、レェイダの街でノープランで2泊するのは少し無謀だと思ったので結局バルセロナにあと2泊することにした。

ペンションを出てしばらくして、昨日買ったハムを冷蔵庫の中に置き忘れて来てしまった事に気が付いたが、取りに戻るのも面倒なので諦めた。

前々から気になっていた日本人経営のペンション「チキート」に行ってみることにした。

到着し1階のチャイムを鳴らすとご主人が出て

「満室です。」

とあっさり断わられた。
スペインに2ヶ月弱滞在していてスペインの方々とのコミュニケーションに慣れてしまったせいか、日本語のアクセントのない発音で一言で返されるといつも以上に冷たさを感じてしまった。

あらためて自分を含めた日本人には少ないこれらの要素「自然な笑顔、ボディランゲージ、言葉の量、熱量」がスペインの方々には溢れている人が多くて、なんというかスペインの方々の方が人間らしさを感じる。
コミュニケーションについてついでに言うと、スペインの方々は自分が質問したときに返答したあと一言で終わることはなく、その後しばらく喋っている自分の意見を言っているような気がする(聞き取れないのが残念)。相手がスペイン語が話せるかどうかは気にしていないようだ。会話の内容はほとんど理解できないが会話をした気分になるのが不思議だ。嫌な感じも全くしないし。

などと考えていると…、日本に帰りたくなくなる。

チキートの主人に他の安い宿を聞いてみたところ、カタルーニャ広場周辺にあると教えてもらったが、結局レェイダに向かうことにした。

4月に入ってから観光客が急に増え始めた感があるバスターミナルからレェイダ行きのバスに乗り込んだ。嬉しいことにラジオのジャック付き。しかも主電源もONになっていた。ラジオが設置されていても運転手が主電源を入れ忘れていて聞くことが出来ない場合があるのだ。

ラジオは4つチャンネルがあり

Ch1:カタルーニャの地元ラジオ
Ch:2,3クラブ系の音楽やらクラシック音楽やらいろいろ
Ch:4:無音(ビデオ専用?)。

イヤホンを繋ぐと音声が聞こえてきたが、スペインで流行っている曲が聞けると思ったが日本でも聞ける音楽が多かった。

17時すぎ、2度目のレェイダに到着。

マクドナルドでランチを終え、公衆電話を見つけたので勇気を出して受話器をとった。例の記者さんに連絡を取るためである。
万が一記者さんと仲良くなれて、安く泊まらせてもらうことが出来たりしたらとても幸せだが...。

しかし2回掛けたが留守。

前に会った時、マドリッドに行くかもと言っていたのでまだ帰ってきていないのかもしれない。
仕方なく諦め、駅前のホテル「RESIDENCIA PENINSULA」で2泊することにした。

1階はカフェになっていて新聞も無料で読むことが出来た。

しかしトイレは便座がなく大をするときは若干不便、ベッドは寝返りが打てないくらい真ん中が窪んでいた。そして部屋の電気の接触がいまいち。これで一泊1,800Pts。
いくつかの宿を回ったがレェイダは地方都市の割りにホテルの料金は安くはないというのが実感である。

手持ちの金が少ないのでこの週末はおとなしくすごそう。

しかし、レェイダの観光スポットは前回来た時にひと通り回ってしまったので特に行くところもない。冒頭の通り無謀な2日間になるかもしれない...。 

本日の出費

昼食 300Pts
夕食 600Pts
おかし 300Pts
バス 1.900Pts
ホテル 3,600Pts

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