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AIに仕事を奪われたら、どうしますか?

AIに対し、ホーキング博士はこう警告しているようです。

われわれはランプの魔神ジーニーを解き放ってしまいました。もはや後戻りはできません。
スティーブン・ホーキング / WIRED誌より

よく○○元年というワードを業界的によく聞きます。
しかし大概、○○元年は数年単位で何回も繰り返していき、枯れるか咲くかのどちらかに行き着きます。

しかし、「AI元年」だけは目まぐるしいスピードで生活に根付き始めています。
スマートフォンだけでなく、あのサービス、このサービス、ありとあらゆるものがAIによって繋がり、改善され、新たなフェーズに進み始めています。

本当、もうあと戻りはできません。

先日綴った、Adobe先生と仕事する時代は今まさに始まっています。
AIが僕らの仕事に取って代わり、僕らの生活を牛耳り始めています。

もし明日、AIに仕事を奪われたらどうしましょうか。

今の仕事をまだ人間で賄っている会社に転職しますか?
今の業界で人間が担当する分野にシフトしていきますか?
安い給料でいいから、働けるところを探し続けますか?
それとももう仕事を辞めますか?

いずれの道も、そう長くは続かないでしょう。
生活するにはあらゆるサービスに課金して過ごさなければならない。
お金はかかる一方。だけど働き口がない。
貧富の格差は広がるばかりで、誰がこんな未来にしたんだと嘆く。

そんなディストピアがだいたいのシナリオ。

でも、僕はそんな未来を想像してはいません。

AIにはできず、人間にできることってなんでしょうか。

例えば、自然環境保全、難民援助、社会福祉といったボランティア。
生命を支えることは、AIは計算できても、満たすことは難しいと思います。

ボランティア以外にも、頭の片隅で日々感じている「世の中こうなればいいのに」といったアイデア。
こういったアイデアを実現することは、AIの力を借りることで具現化することができるはずです。

こういった活動は、実は日々の仕事に追われていてやれずにいること。
各企業CSRを掲げていますが、実施できているのは社員の中の一握り。
そんな現状をAIによって削減された人件費でもって活動できる環境を作っていけたらどうでしょうか。

まさにこれこそ、ピカード艦長が言っていた24世紀の社会ではないでしょうか。

宇宙人に出会わなくたって、「人類のため」のより良い社会は作れるはず。
AIに仕事を奪われた僕たちには、まだまだ多くの仕事が待っています。

より良い社会、ユートピアはもうすぐ。

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