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【近況報告】信州ブレイブウォリアーズとのパートナーシップ、オンラインサロン開始、2for1法人化、支局制度導入など

 お久しぶりです。Noteを更新しよう、更新しようと思っていながらなかなか手を付けられず、気がつけばまた新しいバスケのシーズンがやってきてしまいました。

 前回の更新から今までにいろいろな変化があったので、近況報告としてざっと記していきたいと思います。

【2for1法人化】

 まず、2022年3月1日に「株式会社2for1」を設立しました。

 2020年の3月1日に「バスケットボールニュース2for1」としてYouTubeをメインにメディア活動を開始し、ちょうど2年。1つの目標でもあった「バスケメディアの法人化」を無事に達成することができました。

 法人化の目的は主に2つです。

 1つは、仕事の幅が広がること。昨シーズンから携わらせていただいた信州ブレイブウォリアーズの企画プロデュース・動画制作もそうですが、法人として活動していたほうが仕事がしやすいですし、信頼度も増すので請け負える仕事も増えます。メディアとしても法人でないと取材できない現場もあったりするので、今後の活動を見据えての動きです。

 もう1つは、覚悟です。「バスケットボールを日本一のスポーツへ」のスローガンのもと、メディア事業を通じてバスケットボールの普及・発展をサポートするのが2for1を立ち上げた時の目的であり、その思いは今後も変わることはありません。

 まだまだメディアとしての規模も小さいですし、法人化のタイミングとしてはもう少し後でもよかったのですが、「今後もバスケメディアとして本気で活動していく」という決意表明の意味も込めてこのタイミングとなりました。

 通常のメディア業務に加えて経理や会計の確認など法人関係の業務もやらなければいけなくなったのでなかなか苦労していますが、いい社会経験になっているのでありがたいです。

 若者たちがつくったバスケットボールのスタートアップ企業が大きく成長していく様を見守っていただけると嬉しいです。

【2for1支局制度】

 メディアを法人化したことによってできることが増えたので、3月にスタッフを募集し、「2for1支局」を作りました。予想以上に多くの応募をいただき、現時点では信州、関西、沖縄と3つの支局が誕生。支局以外にも大学・Wリーグ担当も配置し、それぞれの地域でレポーターが取材活動をスタートしています。


 「支局制度」については2for1を作った時からいつか必ずやりたいと思っていたことでした。「支局」とは言ってもそれぞれ1,2人で活動してもらっているので、いわば各地の「番記者」のようなものなのですが、私自身、昨年の7月までは新聞社の福島支局にいたこともあり、「支局」という響きが好きでこのネーミングにしました。笑

 支局制度のメリットは、何といっても現地からの情報をスピーディーかつ大量にファンに届けることができることです。テレビや新聞などの全国区のマスメディアでも支局や地方局があり、その地域に根差した情報を発信しています。スポーツ紙などでもプロ野球担当であれば各チームに1人以上は担当記者を置いたりしますが、日本のバスケ界ではまだ各チームに番記者を置くようなウェブメディアはありません(もちろんマスメディアも)。

 これはそもそものバスケ界のニュースの需要の少なさと各メディアのリソースの少なさなど、いろいろな要因があるので仕方がないことなのですが、現状、専門メディアでさえ(特にBリーグは)首都圏のチームの報道が圧倒的に多く、地方のチームを取り上げるのは主に地方メディアのみというケースが多いように思います。

 もちろん地方メディアが地元のチームを取り上げることは必要不可欠なのですが、取り上げるのが地方メディアだけではその地域以外のファンや他チームのファンに情報が広がりづらい(そもそもアクセスできない)という問題も発生します。

 そういった課題を少しでも解決していこうと作ったのが「支局制度」です。昨シーズン、2for1としてはおよそ25か所の会場を取材しましたが、各地域に1人でもレポーターがいればより多くの情報を発信することができます。

 7/5のYouTube生配信では、関西支局のSakuraさんに出演してもらい、その日取材に行ってもらった滋賀レイクスの新体制会見についてレポートしてもらいました。また、8/30には日本vsカザフスタン戦の取材に入ってもらった長嶺さんに試合終了後そのままYouTube生配信に参加してもらい、沖縄から速報をレポートしてもらいました。

 こういった体制で全国各地から情報を届けることはメディアとしての理想形であり、小回りのきくウェブメディアならではの強みになると思います。まだまだ始まったばかりで手探りの状態ですが、今後はより多くの情報を発信していけるよう体制を整える予定です。

※支局スタッフも募集中です!バスケットボールの取材活動にご興味がある方は
contact@bballnews2for1.jp
までご連絡ください。
特に東北地方(秋田、仙台など)や名古屋圏にお住まいの方は大歓迎です!

【2for1オンラインサロン開設】

 今月から2for1のオンラインサロン「ロッカールーム」をスタートします。会員制のコミュニティで、会員限定のコンテンツを楽しむことができます。

 YouTubeにて無料で配信中の選手インタビューでは配信されていない未公開部分を含むフルバージョンの選手インタビューや、会員だけが見られる選手の独占インタビュー映像、取材時の未公開映像・写真の公開、2for1支局リポーターのコラム、2for1メンバーとのオンライン交流会など、豊富なコンテンツをお楽しみいただけます!

 また、「ロッカールーム」オフィシャルコメンテーターには先日現役を引退し、現在は茨城ロボッツのU15チームのヘッドコーチを務める遥天翼氏に就任していただきました。これまでプロバスケ選手としてキャリアを送ってきた遥氏による特別なコンテンツや、遥氏と交流ができるオンライン座談会なども開催していきます!

2for1オンラインサロン「ロッカールーム」コメンテーターに就任した遥天翼さん©ibarakirobots

 詳しい情報はまた後日発表しますので、ぜひこちらのアカウントをフォローしてください!

【信州ブレイブウォリアーズのパートナー企業に】

 2021-22シーズンに続き、2022-23シーズンも2for1で信州ブレイブウォリアーズの動画企画・制作を担当させていただくことになりました。

 昨シーズン、バスケットLIVE内で配信される各チームの特集動画の制作を依頼していただき、ハイライト動画や企画動画など合計13本を作らせてもらいました。みなさんのおかげでたくさんの方に観ていただき、信州関連動画の総視聴回数は全チームの中で3位だったそうです(※この数字が高ければ高いほど信州への分配金も多くなるようなので、ぜひ今シーズンもたくさん観てください!)。

 シーズン終了後にファンのみなさんからいただいたアンケート結果でも、とても多くの好評をいただくことができたので、本当にありがたい限りです。

 昨シーズンは1月から3月までの期間限定配信でしたが、今シーズンは開幕からシーズン終了まで週に1回特集動画が配信されます。よりパワーアップしたコンテンツをお届けできるように、信州支局の設置やレポーター・編集者の増員、機材のグレードアップなど体制はバッチリです!

 昨シーズン好評だった企画に加え、今シーズンからはチーム密着動画なども定期的に配信していく予定です。まずは今週末、安曇野でのプレシーズンが密着第1弾です。コート内外でのウォリアーズの魅力を最大限伝えられるように頑張りますので、ぜひ2for1のYouTubeと併せてお楽しみください。

 そして、今シーズンは動画制作だけではなく、バスケットボールニュース2for1として信州ブレイブウォリアーズとのパートナーシップを結ぶことになりました!

 ホームゲーム全30試合で配布されるプログラムのスポンサーとして、一部分ではありますが2for1が登場しますので、ぜひチェックしてください!(※まだ全然内容を考えられていないですけど、プログラム内限定のスペシャルな動画をお届けする予定です。制作頑張ります 笑)。

赤線で囲んだ部分に2for1のスポンサー広告が入る予定です

 個人的には、長野県上田市で生まれ、戸倉上山田ミニバスでプレーしていた少年が、大人になって地元にできたプロバスケチームと一緒に仕事をすることができるというのは本当に幸せなことですし、感謝の思いでいっぱいです。

日本のバスケを盛り上げるべく、まずは信州のバスケを盛り上げられるよう「日々成長」していきます!

【最後に】

 先日、BリーグのあるチームのGMとお話ししたときに、その方がおっしゃっていたある言葉がとても印象に残っています。

 「プロバスケチームなんて、まだまだスタートアップ企業にすぎないですからね」。

 Bリーグが開幕して早6年。渡邊・八村のNBAでの活躍や女子バスケ日本代表の東京オリンピックでの銀メダルの効果もあり、昔に比べると国内でのバスケの認知度は上がってきていることは間違いないです。

 その一方、野球やサッカーなどと比べるとまだまだマイナーな競技でファンが少ないことも事実。表面ではかっこよくて華やかに見えますが、裏では各チームが新B1に向けて必死で動いており、人員不足・資金不足の中でも奔走している姿をよく目にします。

 実際、バスケットボールメディアの会社を作って活動をしていると、日本でバスケットボールで稼ぐことがどれだけ大変かがよく分かります。そんな中で日々戦っているチームの選手やスタッフにはリスペクトしかないですし、我々メディアもバスケットボールの面白さを取り上げ、発信していくことで日本のバスケ界を盛り上げる一助になれたらなと思っています。

 まだまだ足りないところだらけで未熟ですが、日本のバスケットボールを盛り上げるために自分のできることから取り組んでいきたいと思います。(※noteも更新頻度を上げられるように頑張ります 笑)。

 最後まで読んでいただきありがとうございました!

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