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Glastonbury Festival'23 / グラストが単なるミュージックフェスティバルではない理由
グラストンベリーフェスティバルまで1週間を切りましたね。今年は残念ながらチケットが取れなかったので、去年のグラストを回想しながら遠く日本から思いを馳せたいと思います!
行かれる皆さんほんとにうらやましい!!
このフェスについて
グラストンベリーフェスティバル / GLASTONBURY FESTIVAL of CONTEMPORARY PERFORMING ARTS
グラストの愛称で親しまれる。。。ってのは流石に3回目なのでもうやめときます笑。詳しく知りたい方は過去記事をご覧ください!
開催時期
2023年6月21-25日(例年6月最後の週末を含む5日間)
フェスの歴史
グラストの歴史はこちらの記事でまとめています。ご興味あればぜひ。
音楽ジャンル
ステージは大小合わせて85ステージ(タイムテーブル掲載)、ジャンルはやらないジャンルを探す方が早いくらいです。
チケット購入
£335 + £5(予約手数料)
(前年から70ポンドも値上がり!すごいインフレ率です)
開催場所
グラストンベリーの街からほど近いピルトンにある巨大な牧場。Worthy Farm(ウォーズィファーム)が会場です。
(こちらも詳しくは過去記事をごらんください)
現地までの行き方(グラストンベリータウン経由)
過去2回はコーチ付き(現地までのバス付き)チケットだったため、ロンドンから直行バスに乗っていきましたが、今回は入場チケットのみだったため行き方を自由に決めることができました。
ということでせっかくなので今まで訪れていなかったグラストンベリータウンに寄ってから会場まで行くことにしました。今回の経由地はこんな感じです。
成田 ▶︎ パリ ▶︎ ブリストル ▶︎ グラストンベリータウン ▶︎ フェスティバル会場
日本からパリ経由で英国に入国したのはロンドンではなく、ブリストルという街です。というのも、ロンドンからバスで大体5〜6時間くらいかかるところ、ブリストルだと1時間半ほどで到着するので、グラスト開催地から最も近い大きな街という理由からこの場所を選びました。
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ブリストルは主要なヨーロッパの都市へ飛んでいるので日本からも乗り継ぎしやすいです。
まずはブリストルに少し滞在してからグラストンベリータウンに向かいたいと思います。
ブリストル空港から市内まで
ブリストル空港はこんな感じ。ここからブリストル市内まではバスで行きます。
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Bristol Flyerというエアポートバスが市内まで走っています。こちらのサイトで事前にチケットを購入できます(時間指定ななし・往復割引あり)。
前もって用意しておけば慌てずに済みますね。
発着場所は空港を出てすぐのバス停ではなく、階段を下ってパーキングがある方でした。こちらにエアポートバスは停まっています。
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ブリストルシティ
港湾都市として発展してきたブリストルは、西イングランド地方の主要都市です。
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またバンクシーの出身地と言われていて、街中でもいくつかの作品をみることができます。
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ブリストルからグラストンベリータウンまで
ブリストルからグラストンベリータウンまでは長距離バス(といっても路線バスのような感じ)に乗っていきます。発着場所はBristol Coach Stationです。
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グラストンベリータウンまでは2時間弱の長距離ですが、ここ毎日定期バスが通っています。
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金額はグラストンベリータウンまでなんと2時間走ってなんと2ポンド!
絶対間違えてると思いましたがこれでちゃんと連れて行ってくれました笑
切符は直接運転手さんから買いました。行き先は停留所の「Town Hall」と伝えましたが、「Glastonburry Town」でも問題ないと思います。
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グラストンベリータウン
まずグラストンベリーについてですが、イングランド南西部サマセット地方に位置する小さな町です。ですがここには多くの観光客がやってきます、というのもグラストンベリーはアーサー王伝説のゆかりの地であり、修道院跡にはお墓があります。また、グラストンベリー・トーと呼ばれる小高い丘はパワースポットとして有名です。またタウン自体もヒッピー感が漂い、ゆっくりとした時間が流れるとってものどかな場所です。
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またタウンの宿はそこまで多くないので、早めに予約することをお勧めします。僕はグラストのチケットが取れてからすぐ予約したので、大体半年前くらいに予約しました。泊まったのは町の真ん中の「Crown Hotel」というホテルでした。部屋も綺麗で、朝食は味もボリュームも最高でした。
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(エイミーワインハウスというルーム名も素敵)
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フェス会場に行く前日にはグラストンベリートーの丘にのぼり朝日を見に行きました。
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グラストンベリーから会場まで
タウンで数日英気を養い、いよいよ会場へと向かいます。
会場まではフェスティバル専用のシャトルバスが、"Town Hall"バス停から1時間に1本〜2本出ています。
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時刻表は下記リンクのルートを参照ください
「2024 Glastonbury Town shuttle bus Service GF1」
片道4.5ポンドでこちらもクレジットカードが使えました。バス停は最初に降りた「Town Hall」と同じ場所です。
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会場には乗ってわずか20分弱で到着です。さすがにそれほど混んでないです。個人的にはゲートの混まない時間帯が狙えて、しかも余裕を持って行けるので、この行き方かなりオススメです!!
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このローカルバスならそれも回避できます
リストバンド交換
さて会場に到着しました。
ここからリストバンド交換ですが、その前にチケットを貰いにいきます。
イギリス国外からチケットを取った人は、直接お住まいの国まで送付されません(少なくとも日本へは)。
その代わり、会場のインターナショナルチケットオフィスでチケットを受け取ることになります。詳細な場所はチケットをもらう方法のメールが届くのでそちらに従ってください。
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必要なものはパスポートなどの身分証明書。この名前とチケットの名前が一致することを確認します。
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並んでいなかったので、トラブルもなくすぐにもらえました。
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ここからはいつも通り。みんなと一緒にゲートを潜りましょう!
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会場(ステージ)の様子
ステージのまとめ記事つくります。
執筆がんばります!
グラストの生活23
さて今回のグラストですが、前年とは移動可能なルートとテント設営スペースが若干変更になっていました。前年に建てたキャンプサイトは入れなくなっており、個人的には22年の方が良かったな。。
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白いテントはガーディアン(新聞)のブースで日替わりバックで新聞売っています
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Stand for NHSていうのは英国の国民保健サービスへの支持ですね
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ために大事です
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個人的ベストパフォーマー
Christine and the Queens
個人的感動アクト!クリスティーヌアンドザ・クイーン。圧巻のパフォーマンス。
Elton John
日曜日のヘッドライナーであり、レジェンド。ロケットマン感動したな。
The Big Moon
今回一番見たかったインディーロックバンド。日本にもまたきてほしい。
Max Richter
マックスリヒターがグラストに初登場。フェスと結びつかなかったけど、朝のパークステージで贅沢な時間を過ごせました。
Manic Street Preachers
マニックス!英国でメジャー英国バンドを見るという贅沢がこれでまた一つ叶った。
Sparks
スパークスちゃんと聞いたことなかったけど、すごく楽しかった。ケイト・ブランシェットの奇抜ダンス見れます。
Candi Staton
アメリカのレジェンドソウルシンガー、キャンディーステイトン。こういうレジェンドがさらっとタイテに載っているので見逃さないように。
Tinariwen
もはやアフリカ代表として知名度抜群のティナリワン。めっちゃ盛り上げてくれてライブパフォーマーとして素晴らしい
最後に
今回はXに書いた通り、落ち着いてライブ以外の部分も見れたグラストだったかなと思います。
GLASTONBURY FESTIVAL OF CONTEMPORARY PERFORMING ARTS 2023に参加。3回目にしてやっとこの巨大さにも慣れてきた感じ。今年はライブ以外も色んなパフォーマーも見たけどみんな凄かった。名称通りグラストって音楽フェスを超えたフェスティバルなんだなと再認識させてもらった。 pic.twitter.com/bbB5sXlX1r
— Toshiya @explore Festivals around the world (@Cafehawelka1048) June 30, 2023
その中で感じたのは、やはりメインであるライブに注力しがちなフェスですが、フェスの雰囲気は移動やタイムテーブル間などの「間」をいかに有意義に提供するか、埋めるかが、そのフェスの特徴や価値に繋がる重要な要素だと思いました。
そういった意味で、グラストンベリーフェスティバルは広大なフィールドの中にパフォーマーやお店など楽しませるギミックが沢山あり、ミュージックフェスティバルの枠を超えたフェスティバルであると感じました。
さて、サブタイトルを無事回収しましたので、この辺で2023年のグラストレポートを終わりたいと思います。
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日焼けに気をつけて、いってらっしゃい!
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