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Iceland Airwaves / エアウェイブスに行ってみる人へ
これから行く人へ向けて、周辺の環境や滞在時に感じたことなどをつらつらと。
2019年11月、若干加筆しました。
気候について
開催は11月の初めなので本格的な冬の一歩手前ですが、大体気温は0度前後だったので東北の冬ぐらいは寒いです。
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世界最北の首都ですが、想像していたよりは寒くないんだなという印象でした。しかし港町なので海風はかなり吹きます。海岸沿いを夜歩いて帰ったりする場合はしっかりと手と顔にも防寒を。
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お金について
アイスランド通貨のkróna(クローナ)は大雑把に言うと、100円が約100クローナ(¥90.20 = 100ISK, 19年11月)という感覚で大丈夫です。レート計算は日本人にとって簡単ですね。
両替はケプラヴィーク空港のゲートを出る前、2階(出発ロビー)にあります。また1階に降りてゲートを出る前にもATMがあります。ただ基本的にノーキャッシュで生活可能です。僕は今回の滞在では両替をせずに、クレジットカードだけで生活しました。もちろん全ての場所で使えるかはわかりませんが(例えばバスのチケットをバス内で買う場合は現金のみですが、アプリで買うことができます。)、レストランやカフェはもちろん、屋台までクレジットカードが使えたので、街に滞在する分には少なくとも大金を両替する必要はないと思います。ちなみにVisa、Masterはどこでも大丈夫、Amexは場所によって使えませんでした。(JCBは試していません)
食事について
物価が高いといわれる北欧諸国でも高い方です。特に食べ物に関しては身を以て感じると思います。レストランで食事をするのであれば、ランチでも2,000円くらいはかかると思った方がいいです。僕も初めはかなりビビりました。
僕のような貧乏旅行の場合はスーパーなどで食材を買って自炊で節約したいところです。そんな中ダウンタウンにあるディスカウントスーパーの"Bónus"は良心的で、水なんかは100ISKくらいで大きめペットボトルが手に入ります。街中には深夜までやっているコンビニ("10-11")が何軒かありますがこちらはかなり強気な価格設定ですので、できるだけBónusが開いているうちに食材は買っておいた方がオススメです。ちなみにガイドブックなどにはアイスランドの水道は全然飲めるらしく、むしろ甘みがあっておいしいらしいですが、まだちょっと試していません。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8762057/picture_pc_19dfeb4d8b4ce673caa7c89f20e379da.jpg?width=1200)
レストランなどはあまり入っていないのでガイドブックなどを参考にしてください。僕の場合、外食はこのホットドック屋にかなりお世話になりました。店名“バイヤリンス・ベストゥ・ピルスル”は“街1番のホットドッグ屋”というそのままな名前です。有名なお店なのでどのガイドブックにも載っています。メニューはホットドックと飲み物のみ、一個450ISKでした。僕は美味いと思いますよ。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16410579/picture_pc_e37dfb54618940d6b8077f6c0234b203.jpg?width=1200)
他には街1番のパン屋さんSANDHOLT。ここのパンは高いですが、美味しいです。特にアイスランドのドーナッツ、クレイナ(Kleina)はぜひ食べてみてください。店内はカフェになっていますがいつも混み合ってます。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16436331/picture_pc_31c2f436981a30c50b59524b2300017e.jpg?width=1200)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16436387/picture_pc_6944e5b6783f3572f5b1dea378b5334c.jpg?width=1200)
もう一軒、アイスランドは意外にもタイやベトナムからの移民が多いらしくアジアフードが結構あります。その中でいつもいくのが、Krua Thai 。アイスランド価格ですが、パッダイやチャーハンなどは安定の味です。また、持ち帰り用のスペースにはミニカウンターもあるのでそこでパッと食べて帰ることができ、お一人様にも優しいです。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16436400/picture_pc_954cf19a332f6bcd1fb25846aef28852.jpg?width=1200)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16436402/picture_pc_bd859aaf79bafc3892a255636ef7ce7d.jpg?width=1200)
アルコールはアイスランドでは買う場所が限られているのに加えて、税率の影響でかなり価格が高いようです。そんな中、安くて便利なのが空港の免税店。到着して1階にいくとすぐ目の前にあります。ここは旅行者だけでなく帰国した地元の人もお酒を買って帰るので、着いてすぐですが、アルコールが必要な方はここで買った方がいいです。地元の蒸留酒などもたくさん売っていますよ。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16410586/picture_pc_00d42007782e3ca896f2ac47b3fd6544.jpg?width=1200)
インターネットについて
アイスランドはインターネット普及率が世界一位だったようで(18年調べ2位)、まぁ人口が少ないのでそうなるのでしょうが、それを差し引いても入ったカフェは100%ネットを使えたので結構便利です。僕の住むベルリンと比べてもネット速度は早いです。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8762052/picture_pc_0eb260bf577983bffa8fa7958630737d.jpg?width=1200)
エアウェイブス中はアプリを常にチェックすると思うのでできればプリペイドsimなどを使って、常にネットに接続できていれば最高です。ただ会場によってはwifiが飛んでいるところがあります。HressingarskalinnやSlippbarinnなどはありましたね。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16436518/picture_pc_654b610ae8d702644a7202d9c220ca46.jpg?width=1200)
ホテルについて
レイキャビークは小さな街ですが宿はかなり多いです。なので色々候補が出てくると思いますが、エアウェイブスに参加する方にとってホテルの場所は意外と重要です。
街中の交通手段はバスか、タクシーだけなので、なるべく使わずとも宿に帰れる距離の中で見つけたいです。ロイガーベーグル通り沿いが取れればベストですが、もう少し北西側にもいくつかあります。逆に例えばヒルトンホテルの周辺もホテルが多く価格が抑えめなところが多いのですが、このあたりに取ってしまうと行き来をするのがかなり大変です。僕も初めて来たときこの辺りに宿を取ったのですが、会場周辺まで徒歩で大体20分以上かかりました。一度出たら一旦帰ることができず、夜遅く帰る時は寒くてしかも途中にお店など何もないのでかなり体力を消耗しました笑。最後の日には雪が降って来たので流石にタクシーを使った記憶があります。
ということで、ダウンタウン寄りの宿を取ることを強くおすすめします。
探す時は、例えばBooking.comなんかは地図から宿を検索できるので結構便利ですよ。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8762058/picture_pc_d7e270e8b3f876e8544b21e6d0aea282.jpg?width=1200)
その他、注意すべきこと
治安
治安はとてもいいと思います。僕は男なので特に危ない目にもあいませんでした。女性にとっても酔っ払いなどに注意すれば、危険な地帯などもありませんし、普通に海外旅行で注意する心持ちを持っていれば大丈夫だと思います。
ツアー、バスターミナルについて
初めて行かれる方は、おそらくゴールデンサークルやブルーラグーンなんかも行かれると思います。ゴールデンサークルは何箇所か周るので半日は費やします。ブルーラグーンはケプラヴィーク空港の南にあるので街からだけでなく、空港から来た時、または帰る時によって行くことも可能ですよ。こちらのサイトのツアーが一番数が多いと思います。ちなみに運が良ければ街からでもオーロラも見えるようです。
街のバスターミナルは各バス会社によって異なるので送迎なしで直接ターミナルで乗り降りする際は間違えないようにしてください。空港シャトルのFlybusのツアー会社Reykjavik Excursionが発着するのがBSIターミナル。ここは町外れですが、歩いて行けなくもない距離です。他にもエアウェイブスのディスカウントが得られるAirport Directのターミナルはココ。Graylineのターミナルはものすごーく遠いココ。ですので特に注意してください。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16436630/picture_pc_1dfa7f17ab80150be9e48bb8b521bc62.png?width=1200)
困ったこと
一つ困ったことは洗濯でした。僕調べですが、レイキャビークの街に現在(18年時)コインランドリーは存在しません。一件だけランドリー併設のカフェがあったようなのですが、現在閉店しています。また復活するという噂があるので、今後どうなるかわかりませんが。。(ソース:FBページ)
なので洗濯は街の中ではできないので、ホテルやホステルの設備を利用するか、もしなければ手洗いになりますね。
追記
19年現在、このThe Laundromat Cafeがダウンタウンに再オープンしていました。中を見てないので、ランドリー施設まで復活しているかわかりませんが知りたい人は直接確認を取って見てください。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16410589/picture_pc_620f6daff7496c97b27b460f29bf4c03.jpg?width=1200)
最後に
アイスランドは、一番遠いヨーロッパとか言われたりもしますが、日本からでも乗り継ぎ1回でいけるので、ヨーロッパの他の街に行くのと変わらないです。きっと来てしまうと辺境の地という感覚はあまりないと思います。
ただ街中から遠くに見える山々は壮大で、一歩街を出ると火山灰に覆われた本当の大自然が広がっているので、これは他のヨーロッパの国でも中々お目にかかれないものだと思います。
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エアウェイブスは数あるフェスの中でもローカル感が心地よく、それでいて外国人にも優しいので、一度行くと何度でも訪れたくなるスルメフェスだと思います。小国家のアイスランドから世界的な音楽家を沢山輩出できるのはこの環境あってこそだということが、きっとエアウェイブスを通して肌で感じることができると思います。
そうそう、空港から街に行く際はぜひビョークやシガーロスを聴きながら向かってください。この風景を見ながら、聴くのはほんと格別ですよ。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8777252/picture_pc_7ea431600a137fe1834d2bdb04d29332.jpg?width=1200)
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