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KANJIへの想い⑥

最近KANJIでランチを始めました!
ワンオペでやると腹を括って
死する覚悟を決めている松迫です!

さて、存外長くなった
"KANJIへの想い"シリーズ
今回含めあと3話で完結させます!
(キッパリ!たぶん。。。)

ご多忙の皆様の暇があれば
是非ご一読下さいm(_ _)m


コロナ禍到来

今となっては昔の事のようですが
見えない脅威と人間が闘う日々が訪れます。

covid-19

響きはカッコいいですが
我々飲食店はもちろん
ほとんどの人の生活や経済へ
多大な影響を与えましたね。
もうあの日々を思い出したくはない。。。

2020年春、果実堂をクビになり
仕事は本業の遊や家一本になったわけですが
多分に漏れず遊や家の来客は激減。
何をしてもお客様の足が遠のき
真っ暗な海の中をもがいている感覚でした。

しかし、これはコントロールの効かない事。
できる限りのことをやる。
それしかありませんでした。

前回までの記事でお伝えしている通り
もうすでに退職して独立する事は
決定していました。
退職取り下げてもいいと
オーナー亮に言われましたが
頑固な私は頑なに拒否しましたごめんね。

2020年4月退職予定だったのですが
4月は鹿児島初めての時短要請が出された時。
こんな大変なタイミングで辞めるほど
薄情な人間ではありません。
(よく感情がないと言われる)

退職期は2020年7月に変更
なんの根拠もないけど。
オーナー亮と私のケジメみたいなもので。

終わりよければ全てよし
立つ鳥跡を濁さず
が信条なものですから
最後まで遊や家でできる限りの結果を求めつつ
独立店舗KANJIの計画を立てます。

店舗探し

個人飲食店の相場って
なんとなく30-50人キャパだと思います。
それくらいの建て付けになっている
物件が多いことをも事実。

しかし、コロナ禍はその常識を破壊しました。
こぞって中〜大規模宴会は禁止
動く宴会は超絶お忍び小規模飲み会のみ。

2〜3年続くと言われたこの潮流で
船を沈めないためには
小さいハコしかないのだと確信します。

そんな物件探しをしていたある日の夜
大酒飲みの大柄な先輩から呼び出されます。

「今から出てこい!」

怖い、、、

何かしてしまったか、、、
と恐る恐る向かったお店は
広さは7坪ほど
全面オレンジの店内に
鋭角に曲がった大きなカウンター
周りには飲食店はほとんど無く
新幹線の高架下にある小さなお店。

大酒飲み先輩の師匠さんが所有していて
仲間内で集まるために作ったお店だそう。

「俊也くんここでやりなさい!」
「はい!」(はっ、思わず二つ返事)

しかし、条件は抜群にいい!
ここしかないと直感で。
ピンときたってやつでした。

この鹿児島中央駅西口武一丁目の
エスポワールリアンビル
この物件が今のKANJIになる場所です!

大酒飲み先輩、本当にありがとうございます!

課題

しかし、エスポワールリアンビルの課題は
たくさんあります!
①客席より厨房スペースが広い事
②横が塾である事
③新幹線の音がうるさい事
④そして何より、人通りがほとんどない事

①は改装すればいい
②③はしょうがない
④これは飲食店ビジネスにおいて
致命傷となり得る課題です!

店舗型のお店って軒を連ねる事がセオリーで
これはお客様の来店障壁を
少しでも下げる意味があります。
徒歩5分より徒歩10秒の店の方が入りやすい。

しかし、人気な店を見渡してみると
一概に繁華街にある店という訳でもない。
人気店はその店そのものが目的地になっていて
場所がどこであれ関係ない。
その店そのものが動機になっている。

つまりKANJIは
この"目的地になる店"に
ならなければならない訳です。。。

購買行動をデザインする。
まずは認知や口コミづくりと
とりあえず馬鹿の一つ覚えのように
Instagramアカウントを開設しました。

そして、ここから松迫最大の弱点
資金調達が始まります。


今回はここまで!
最後までお付き合い頂きありがとうございます!

もしよければスキして下さい!
僕も好きです!!!!

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