上級者向けの小説の書き方を教えます!
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「上級者向けの小説の書き方」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
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ぜひ読んでみてください。
▼上級者向けの小説の書き方
それでは本題です。
小説を書くことが好きで、さらに一歩進んだ作品を作りたいと考えているあなたへ。
今回は上級者向けの小説を書くための具体的な方法とコツを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1.キャラクターの深掘り
例文
「太郎は背が高くて目が青かった。」だけではなく、「太郎はいつも一人でいることを好んだ。青い目は、誰にも話せない秘密を隠しているように見えた。」
ポイント
キャラクターを深く掘り下げることで、読者は彼らに感情移入しやすくなります。
単に外見を描写するだけでなく、彼らの過去、性格、内面の葛藤を描くことが重要です。
小説の中でキャラクター、特に主人公はとても重要な存在です。
そのキャラクターをどれだけ深掘りし、読者を共感を得るのかが、面白い小説を書く上でも大切となってきます。
2.複雑なプロットの構築
例文
「アリスは宝物を探す旅に出た。」だけではなく、「アリスは、失われた家族の秘密を解き明かすため、古代の地図を手に入れた。その地図には、彼女の過去と未来を繋ぐ鍵が隠されていた。」
ポイント
シンプルなストーリーでも、サブプロットや伏線を組み込むことで深みを増します。
複数のストーリー展開を絡めたり、意外な展開を盛り込むことで、読者を飽きさせない工夫をしましょう。
一見すると全く関係のないストーリーが、実は全てつながっていたという展開は、読者に驚きを与え、満足感を高めることができます。
ストーリーを複雑にしすぎてしまうと、読者が混乱してしまう可能性もあるので、注意が必要ですが、伏線を上手に使って、深みのある物語にすることを意識してください。
3.テーマの明確化
例文
「友情」だけではなく、「困難な状況でも友情を信じ続けることの大切さ。」
ポイント
小説全体を通して一貫したテーマを持たせることで、読者に伝えたいメッセージが明確になります。
テーマは登場人物の行動や物語の展開に反映されるべきです。
分かりやすく、伝わりやすいテーマにするのがおすすめです。
4.緻密な設定と世界観の構築
例文
「山奥の村」だけではなく、「山奥の村は、古代の魔法がまだ息づく場所で、住民はみな異なる動物の姿に変わることができた。」
ポイント
詳細な設定や世界観を描くことで、読者はその世界に入り込みやすくなります。
地理、歴史、文化、風習など、細部にわたる描写が物語のリアリティを高めます。
ファンタジー小説はもちろん、現代小説であっても、世界観や物語の背景を丁寧に説明することが重要です。
それにより読者は物語の世界に没入しやすくなるはずです。
5.会話の工夫
例文
「こんにちは。」だけではなく、「こんにちは、太郎さん。今日もまた新しい冒険を見つけたの?」
ポイント
登場人物の会話は、彼らの性格や関係性を表現する重要な手段です。
自然な会話の流れを意識しつつ、キャラクターの個性を反映させましょう。
会話はキャラクターの個性や心情はもちろん、ストーリー展開や世界観を説明する上でも非常に有効な手段です。
会話を上手に使いこなすことができれば、読みやすい魅力的な物語にすることができます。
6.内面的な描写の充実
例文
「悲しかった。」だけではなく、「彼は胸の中に広がる空虚感に耐えながら、泣くことすらできなかった。」
ポイント
感情や思考の描写を充実させることで、読者はキャラクターの心情に深く共感できます。
内面的な葛藤や成長を描くことで、物語に厚みが増します。
7.描写の工夫
例文
「空は青かった。」だけではなく、「澄み切った青空には、一片の雲もなく、太陽の光が眩しく反射していた。」
ポイント
視覚だけでなく、五感を使った描写を意識しましょう。
音、匂い、触感などを描くことで、読者はその場にいるかのような臨場感を味わえます。
「小説は説明ではなく描写である」
ビジネス書や自己啓発書は説明でもよいのですが、小説は「描写であること」を意識してください。
8.読者を驚かせる展開
例文
「彼女は犯人を見つけた。」だけではなく、「彼女が犯人を見つけた時、それは最も信頼していた友人だった。」
ポイント
読者の予想を裏切るような展開を用意することで、物語の緊張感が高まります。
伏線を上手に使い、意外な真実や展開を用意しましょう。
9.リズムとテンポの調整
例文
「彼は走り出した。」だけではなく、「彼は息を切らしながら、一気に走り出した。」
ポイント
文章のリズムやテンポを意識することで、読みやすさが向上します。
重要なシーンでは短い文を使って緊張感を高め、穏やかなシーンでは長めの文を使ってリラックス感を出しましょう。
ストーリー展開やキャラクター、世界観、描写も重要ですが、それと同じくらい読みやすさというものも重要です。
短い文章と長い文章を組み合わせて、リズムのある読みやすい文章にしていきましょう。
誤字脱字や接続詞、文法の間違いにも注意が必要です。
▼まとめ
ここまで「上級者向けの小説の書き方」についてご紹介します。
上級者向けの小説を書くためには、キャラクターの深掘り、複雑なプロット、テーマの明確化、緻密な設定と世界観の構築、会話の工夫、内面的な描写の充実、描写の工夫、読者を驚かせる展開、リズムとテンポの調整が重要です。
これらのポイントを意識しながら、自分のスタイルを磨いていくことで、他とは違うより魅力的な小説を生み出すことができるはずです。
いきなり全部を使いこなすことが難しい場合は、キャラクターの深掘りからやってみてください。
小説だけではありませんが、どれだけ魅力的なキャラクターを生み出すことができるのかが、物語全体のクオリティ、読者の満足度を決めると言っても過言ではありません。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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