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自分の作品を客観的に読むコツを紹介
こんにちは。小説家の川井利彦です。
今回は「自分の作品を客観的に読むコツ」5つご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!
著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。
寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。
あらすじ
ぜひ一度読んでみてください!!
〇客観的に読むために…
それでは本題です。
自分が書いた小説を客観的に読むことは、執筆者にとって非常に重要です。
今回はオススメのやり方を5つご紹介します。
ぜひ執筆活動の参考にしてみてください。
※今回の記事は「ChatGPT」が作成した記事を元に、加筆修正したものです。
1.時間をあける
小説を書き上げた後、数時間、数日間、時間あけることで、作品に対する客観的な見方ができるようになります。
時間をあけ、一呼吸おくと客観的な視点で読むことができます。
これはとてもオススメのやり方です。
一呼吸おくことで、間違った表現や誤字脱字などに気がつくことができます。
執筆中は集中してしまい、視野が狭くなってしまいがちです。
そこで時間をあけて読み直すと、視野が広くなり、より良い視点で書いた内容を読むことができます。
ぜひ試してみてください。
2.他の人に読んでもらう
自分の作品を他の人に読んでもらうことで、客観的な意見を得ることができます。
作品の強みや弱点、改善の補足がある部分などを知ることができます。
友人や家族など近しい人に読んでもらってもいいですし、機会があればプロの編集者に読んでもらうのがオススメです。
自分の作品をグレードアップさせるためにも、他の人からの客観的な意見を参考にしてください。
中には批判的な意見もあるかもしれませんが、そういった意見は無視してください。自分にとって有効な意見を選別し、ちゃんと見極めることも大切になってきます。
3.理論を要約する
小説の理論を簡単に要約してみると、客観的な視点で作品の問題点を解明することができます。
物語の流れやストーリーの重要なポイントが明確になるため、改善点を見つけることができます。
理論というと難しく聞こえるかもしれませんが、要するにその小説を通じて、読者に何を伝えたて感じてほしいのか、小説のテーマということです。
家族愛や他者との関わり、哲学、人の死など、あなたが何を伝えたいのか、簡単にでも良いので、要約してみましょう。
すると自分の作品を客観的読むことができて、矛盾点やおかしな展開に気がつきやすくなります。
4.ポイントをピックアップする
作品のポイントを把握し、それが読者にとってどのような影響を与えるかを考えます。
読者の興味を引くかどうか、感情移入しやすいかどうかなど、読者の立場から物語を見ることができます。
先ほどの理論を整理した後に、さらに細かく小説を読んでみるといいです。
その際は読者目線を意識して、伝えたいことが伝わっているのか、複雑になりすぎていないか、しっかり確認してみましょう。
別のメモ用紙か何かに、ポイントを書き出してみるのもオススメです。
可視化することで、整理されてより考えやすくなるはずです。
5.繰り返し読む
小説を何度も読むことで、詳細な部分やストーリーの流れ、キャラクターの発言や心理などについて、客観的な視点で見つけることができます。
また、文体や表現の改善点にも気がつくはずです。
これが一番手っ取り早くて、簡単な方法かもしれませんが、最も重要なやり方です。
一度書いた小説を何度も繰り返し読み直す。
書き終わるとそれだけで満足してしまいがちですが、一旦立ち止まり、冷静な目で自分の作品を読み直すことが重要です。
6.まとめ
ここまで「自分の小説を客観的に読むコツ」を5つ紹介しました。
1.時間をあける
2.他の人に読んでもらう
3.理論を要約する
4.ポイントをピックアップする
5.繰り返し読む
一見すると簡単なことばかりに見えますが、実はそんなことはありません。
自分が長い時間をかけて、書き上げた作品を客観的読もうとしても、思い入れが強くどうしても偏った見方をしてしまいます。
大切なことは、読者目線を持つことです。
小説家の多くが、作家である前に読者であるはずです。
ですから、一度作家という目線を捨て、読者目線を持ってみてください。
自分の小説を客観的に読むことは、さらなるグレードアップのために必要となってきます。
作品を一度離れた立場から、読んでみると、これまで気がつかなかった新しい視点を発見するかもしれません。
ぜひ客観的読むことを意識して執筆活動を続けてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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