読者の想像力を邪魔しない小説の書き方
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「読者の想像力を邪魔しない小説の書き方」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
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まずはあらすじをご覧ください。
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ぜひ読んでみてください。
▼読者の想像力を邪魔しない文章
それでは本題です。
読者の想像力は小説の魅力を引き立てる大切な要素です。
その想像力を最大限に活かし、読者が自ら物語に没頭できるような小説の書き方をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1.具体的な描写ではなく、感情や雰囲気を重視する
読者に対してあまりにも具体的な描写をすると、読者の想像力を制限してしまいます。
代わりに、感情や雰囲気を強調することで、読者に余白を与え、物語の空白を埋める余地を残すことができます。
例えば……
具体的な描写: 「彼女は青いドレスを着ていた。」
感情や雰囲気を重視: 「彼女のドレスは色とりどりな空を思い起こさせる美しさだった。」
このように「感情や雰囲気を重視する」ことによって、読者が想像する余地を残すことができます。
「青いドレス」が物語に重要なキーアイテムである場合は、具体的な表現をするして、読者の意識に残す必要があります。
どういった表現がその場面では合っているのか、しっかり考えてみましょう。
2.キャラクターの外見だけでなく、内面に焦点を当てる
登場人物の外見を細かく描写することも大切ですが、内面に焦点を当て、心の動きや感情を読者に感じさせることが重要です。
読者が登場人物の感情に共感する余地を残しましょう。
例えば……
外見に焦点を当てた描写: 「彼の瞳は蒼く光り、髪は黒々とした美しいものだった。」
内面に焦点を当てた描写: 「彼の瞳は悲しみに満ち、その髪は過去の闘いの痕跡をしのばせていた。」
このように内面に焦点を当てることによって、読者が想像する余地を残すことができます。
3.物語の一部を読者の想像に委ねる
全てを細かく説明せず、物語の一部を読者の想像に委ねることで、読者は物語に自分の経験や感覚を投影しやすくなります。
これにより、読者と物語の距離感が縮まります。
例えば……
全てを説明する描写: 「部屋は青い壁に白いテーブルがあって、窓からは青空が広がっていた。」
一部を読者に委ねた描写: 「部屋の中は...」
このように「全てを説明する描写」と「一部を読者に委ねた描写」を使い分けていきましょう。
物語の全体を通して全てを説明する描写ばかりでは、読者は心から楽しむことができなくなってしまいます。
しかも、説明が多い分ダラダラと長い文章になってしまう可能性もあり、読むのに疲れてしまう可能性もあります。
読者の想像力を邪魔しないことが肝心です。
▼まとめ
ここまで「読者の想像力を邪魔しない小説の書き方」についてご紹介しました。
読者の想像力を邪魔せず、むしろ尊重する小説の書き方には、具体的な描写を抑え、感情や雰囲気に焦点を当て、読者に一部を想像に委ねる工夫が必要です。
これにより、読者は物語の共同創造者としての役割を果たし、より深く物語に入り込むことができるでしょう。
想像に委ねるといっても、あまりに説明不足では読者が物足りなくなってしまいます。
この辺のバランスの調整が小説を書く上で非常に重要となってきます。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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