私は小説家として生き残れるのか?
今回は「クリエイターとして生き残れるのか?」についてお話します。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
◎新作小説「世界から本が消えた日」が公開中!
「2040年、この世界から紙の本が姿を消した」
ぜひ一度読んでみてください!
◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!
著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。
本書のテーマは『過去からの脱却』です。主人公の寛太と忠はもちろん、出てくる登場人物がそれぞれ、過去の出来事を引きずって数十年経っても尚、その影に苦しめられています。そして誰でも生きていれば必ず過去があり、多かれ少なかれ、その過去の影響を受けているのではないでしょうか。その過去とどう向き合い、どんな未来へ足を踏み出すのか。人それぞれの生き方、向き合い方があるはずです。
本書が過去と向き合い、より良い未来を、思い描くきっかけになってくれたら幸いです。
よろしくお願いします!
◎小説「天上の絵画」が好評発売中です!
こちらも併せてよろしくお願いします!
〇クリエイターエコノミーの落とし穴
それでは本題です。
先日、キングコングの西野亮廣さんがこのような記事を投稿していました。
「クリエイターエコノミー」がさかんになり、小説家を始め、漫画家や画家など、多くのクリエイターが活躍しやすい環境が整ってきました。
それはすごくいいことなのですが、反面弊害も出てきました。
それは誰でも挑戦できるということ!
小説家もわざわざ出版社に原稿を持ち込んだり、新人賞に応募しなくても、ネット上に発表することができますし、PV数を稼ぐことができれば、広告収益を受け取ることができます。
さらに、Amazon Kindleを使えば、自分で本を出版することもできます。
ネット小説サイトも多く存在し、かなりの数の小説が発表されています。
このように誰でもスムーズに自分の作品を発表できるようになりました。
しかし、誰でも挑戦できてしまうため、才能のない人でも簡単に続けてしまうことができます。
出版社への持ち込みであれば、編集者からの批評、ダメ出しを受けて、自分の才能の限界を知ることができますし、新人賞へ何度応募しても、最終候補にも残らなければ、諦めるきっかけになるかもしれません。
その点、ネット小説は特にダメ出しをもらうこともありませんし、PV数を獲得できず不掲載になることもありません。
つまり、才能のない人でもずっと書き続けることができてしまうのです。
人生の時間は限られています。その貴重な時間を無駄にしてしまうかもしれない。
クリエイターエコノミーの良いところはもちろん、悪いところも把握しておく必要があります。
○自分はどうだ?
えらそうに語ってしまいましたが、私も小説家としてやっていけるのか、考えないといけません。
私はありがたいことに、アメージング出版から小説を出版させていただくことができました。
では売上はどうだと聞かれると、なかなか厳しいのが現状です。
7月から「noteメンバーシップ」を開始しますが、そもそもうまくいくのかわかりません。
「noteメンバーシップ」が初めてのことですし、小説のサブスクリプションの前例がありません。
はっきり言ってうまくいく確率は低いです。
少しでもうまくいくよう、記事を書いて必死に宣伝しているのですが、正直不安はあります。
ブームになっているオンラインサロンも、98%の人がうまくいっていないそうです。
○小説家として生き残るために
このような現実をわかった上で、小説家として私が生き残るためにはどうすればいいのか。
まずは圧倒的なクオリティで面白い作品を生み出すこと!
大前提としてこれができなければ、そもそも小説家としてやっていくことは不可能です。そのためには、とにかく読んで、書いていくありません。
作品をまず読んでもらい、評価してもらう。
これは前提条件です。
もう一つは、小説家川井利彦という人間を知ってもらう。
作品も大事ですが、私という人間がどんなことを考え、どんな価値観を持っているのか、知ってもらうことも必要です。
以前も記事に書きましたが、、、
小説家も作品、商品だけでなく、人間力、人間性も必要になってくるはずです。
毎日記事を投稿している理由もこれにあたります。
そして最後は、狭いコミュニティを作る!
こちらも以前記事にしましたが、オンラインサロンのようなコミュニティを持つことは、非常に大切なことだと思います。
いろいろ書きましたが、結局大事になってくるのは、「クオリティの高い作品を読者に届けること」です。
これにまずは力を入れていきます!
ぜひ私の小説を読んでいただき、クオリティがどうなのかあなたが判断してみてください。
そして気にいってくれた方は、7月からの「noteメンバーシップ」をよろしくおねがいします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
小説家の川井利彦でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?