過去の後悔と現在の不満と未来への不安
今回は「人が陥りやすい負のスパイラル」についてお話します。
本題に入る前にお知らせをさせて下さい。
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○過去の後悔と現在の不満と未来への不安
それでは本題です。
人が陥りやすい負のスパイラルに「過去の後悔と現在の不満と未来への不安」というものがあります。
あなたも一度は耳にしたことがあるかもしれません。
「過去の後悔」とは、あなたの身に起こった出来事を、ずっと悔やみことあるごとに後悔することです。
「あのとき、友達にこんなことを言ってしまった」
「あんなことをしなければよかった」
「つまらないことで喧嘩してしまった」
など、、、
誰にでも過去はあり、失敗の一つや二つは、あって当たり前です。
「現在の不満」とは、今目の前にある、うまくいかない現実に対し、愚痴をこぼしたりイライラを募らせていくことです。
「娘がいうことをきかない」
「小説が売れない」
「出かけようとする時に限って雨が降る」
など、、、
目の前で起こっているうまくいかない現実に、不満を募らせていくばかりです。
「未来への不安」とは、これから先起こるかもしれない、嫌な出来事を想像し、焦り苦しくなることです。
「このまま小説が売れなかったらどうしよう」
「娘が不良になったらどうしよう」
「妻から離婚を迫られるかもしれない」
など、、、
未来のことなんて誰にもわからないのに、勝手に想像しイメージを膨らませて、自分を悪い方悪い方に追い込んでしまいます。
○後悔と不満と不安がつながって負のスパイラルへ
「過去の後悔と現在の不満と未来への不安」は、つながっています。
過去にこんなことがあったから、現在もうまくいかないし、未来にはこうなってしまう。
過去にあったことが現在に影響しているかわかりませんし、未来はもっと不明確です。
それでも人は、ふとしたことがきっかけで、このような負のスパイラルに陥ってしまいます。
私も飲食店で働いている時に、この負のスパイラルに陥り、身体を悪くしました。
「前に上司からこのことで怒られたから、きっとうまくいかない。そしてアルバイトさんからも嫌われてしまう」
こんなふうに考えてしまった結果、うつ病を発症してしまいました。
○過去を断ち切り未来を想像する!
ではどうやってこの負のスパイラルから抜け出せば良いのか。
それには
「過去を断ち切り、より良い未来を想像すること」です。
所詮、過去は過去です。どれだけ悔やんでも戻ってやり直すことはできません。ダメだったものはダメと切り捨てて下さい。
そしてより良い未来を想像して下さい。
前にお話しましたが、「過去があって現在があり未来がある」のではありません。
逆です。
「未来がありその先に現実があり、過去があります」
まずは未来をより良いものであると想像しイメージすること。
あなた自身が楽しくてワクワクしている姿を思い描く。より具体的な方がいいですが、ぼんやりとしたイメージでも構いません。
すると現実が少しずつそのイメージした未来に近づいていきます。
最後に残った過去とは字の通り、過ぎ去ってものであり、あなたの中に蓄積されるものでもありません。現在からどんどん後ろへと去っていくもの。
後悔する必要はありません。
「より良い未来から想像し現実を引き寄せ過去を切り捨てる」
これができれば負のスパイラルから抜け出すことができます。
過去にとらわれず、より良い未来を想像し現実を変える!
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
小説家の川井利彦でした。
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