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相手の時間を奪ってることを自覚する

今回は「相手の時間を奪う」ことについてお話します。

本題に入る前にお知らせをさせて下さい。

◎noteメンバーシップ「ストメン」メンバー募集中!

プランは3つ!

・スタートプラン(月額100円)
・スタンダードプラン(月額500円)
・プレミアムプラン(月額2,500円)

どのプランも私の小説が読み放題となっています。

ぜひともよろしくお願いします!

◎小説「本からの手紙」が絶賛発売中!

著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

「本からの手紙」
あらすじ


○エンタメは相手の時間を奪う

それでは本題です。

最近改めて思うのは、「小説は相手の時間を奪う」ということです。

生きていく上で、他人の時間を奪わないことは非常に大切なことであり、いかに奪わずに付き合っていけるか注意しています。

しかし、エンタメというものは他人の時間を奪います。

小説はもちろんですが、映画やゲーム、舞台など、基本的には生きていく上で、絶対に必要かと言われるとそうではありません。

もし世界から無くなったとしても、楽しさや生きがいみたいなものは無くなってしまいますが、それで死んでしまう人や病気になる人はなかなかいません。

少し極端な例ではありますが、生きていく上で、エンタメは必要はありません。 

したがって、エンタメは相手の貴重な時間を奪ってしまいます。

だからといって、必要ないかと言ったらそういうわけではないです。

大切なことは「相手の時間を奪っている」という意識をもって提供していくことです。


○時間を奪うからこそ圧倒的なクオリティが必要

時間を奪うからこそ、必要になってくるのは、圧倒的なクオリティで読者を楽しませることです。

そのためには努力が必要になってくるわけですが、活動しているとついついその意識を忘れてしまいます。

今回のnoteメンバーシップも突き詰めれば、「相手の時間を奪っている」ことに変わりありません。

ですがそのことをすっかり忘れ、「小説が読み放題」や「書き込みができます」「楽しいやり取りを、、、」と散々説明してしまいましたが、
よくよく考えれば、相手の時間をめちゃめちゃ奪ってしまう。

掲示版への書き込みも、そこでのやり取りも相手の貴重な時間を使ってもらうことになります。

これはけっこう大きな問題だと思っていて、お金も払ってもらう上に、時間も犠牲にしてもらう。

それだけの価値が私の「noteメンバーシップ」にあるのか。

逆に言うとそれだけの価値があるものと感じてもらわなければならない。

小説のクオリティを上げることはもちろん、「いかに多くの人に楽しんでもらえるか」ここの部分も考えなければなりません。


○時間を奪っていることを自覚する

ではそれらを踏まえた上で、自分に何ができるのか。

小説のクオリティアップはもちろん、「素早い返信を心がける」「読者が楽しめる企画を考える」

今のところは、こんなところしか浮かんできませんが、今後も考えていきます。

何より自分のやっていることは、「相手の時間を奪っている」ということを常に自覚しておくことが重要です。

これを自覚しているだけでも、行動が変わってくるはずです。

「自分は相手の時間を奪っている」

それを胸に今後も活動していこうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。
小説家の川井利彦でした。

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