小説を推敲する秘訣
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「小説を推敲する秘訣」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
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本の中に残された一文からすべては始まる。
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ぜひ読んでみてください。
▼小説を推敲する秘訣
それでは本題です。
小説を書く際に、執筆後の推敲は非常に重要です。
推敲を通じて、文章のクオリティを向上させ、読者により良い体験を提供することができます。
そこで今回は、小説を推敲する際の秘訣を具体的な例文とともにご紹介します。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1.文章の流れと構造をチェックする
推敲の最初のステップは、文章の流れと構造を確認することです。
文章が読みやすく、ストーリーが適切に展開しているかを確認します。
不必要な繰り返しや論理的な飛躍がないかをチェックしてみましょう。
例文:
推敲前:彼はドアを開け、中に入った。部屋の中には机があって、その上には本が積まれていた。彼は机の上の本を手に取り、読み始めた。
推敲後:彼はドアを開けて部屋に入ると、机の上に積まれた本を見つけた。彼は興味深げに本を手に取り、読み始めた。
このように文章をよりわかりやすく、伝わりやすくすることが推敲する最初のステップです。
2.文章の冗長性を削除する
冗長な表現や不要な修飾語を削除することで、文章がスッキリとした印象を読者に与えることができます。
読者に必要以上の情報を与えることなく、ストーリーを効果的に伝えることが重要です。
例文:
推敲前:彼女は心の中で思った。「この部屋は暑すぎる。」
推敲後:彼女は思った。この部屋は暑すぎる。
このようにほんのささいな表現を変えるだけで、読者の伝わり方が変わってきます。
例文だけではあまり意味がないように感じるかもしれませんが、全体を通して読んでみると、大きな変化に気がつくはずです。
3.文体と語彙の統一を図る
文体や語彙の統一を保つことで、読者に統一感を与えることができます。
適切な文体と語彙を選択し、一貫性を持たせることが重要です。
例文:
推敲前:彼は迅速に走り出した。その後、突然立ち止まり、疲れたような表情を浮かべた。
推敲後:彼は素早く走り出し、突然立ち止まって疲れた表情を浮かべた。
4.文章のリズムと響きを調整する
推敲によって、文章のリズムや響きを調整することができます。
適切な句読点や文法の修正を行い、読者が読みやすいと感じるようにしてみましょう。
例文:
推敲前:彼は静かに笑った。
推敲後:彼は微笑んだ。
文章にはリズムがあり、それが読みやすさと伝わりやすさいにつながっていきます。
オススメの方法は長い文章と短い文章を交互に用いることですが、推敲する際にそれを意識してみましょう。
5.会話やキャラクターの発言をリアルにする
会話やキャラクターの発言をリアルにし、そのキャラクターの個性や感情をより生き生きとさせましょう。
自然な会話や感情表現を追求することが重要です。
例文:
推敲前:「大丈夫ですか?」彼は尋ねた。
推敲後:「大丈夫?」彼が心配そうに尋ねた。
会話はキャラクターの個性や性格を表現する大切な手段です。
ここに一貫性がなかったり、矛盾していると読者は違和感を感じてしまう可能性があります。
推敲する際には、こういったキャラクターの矛盾点を探すことも非常に重要です。
▼まとめ
ここまで「小説を推敲する秘訣」についてご紹介しました。
これらの推敲の秘訣を実践することで、小説のクオリティを向上させ、読者に深い印象を与えることができます。
常に読者目線を忘れず、書き終わった後作家ではなく一読者として読み直してみることが重要です。
すると推敲のクオリティも上がり、物語の全体をよりブラッシュアップすることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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