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独学で一級建築士合格の手引き~製図試験編~

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一級建築士試験を独学で頑張るあなたへ。きっと役に立つ手引書です! これを見て合格へ一歩近づいてください!
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#平成最後の合格者

まずは作図の順序。

作図を早く仕上げるためには、まずは自分なりに描く順番を決めてそれを守ることが鉄則です。
自分なりの順番を徹底していけば描き残し・間違いが少なく済みます。

最初はどの順番で描くかわからないと思いますのでおすすめの順番を書いておきます。(変更して目標時間はこの次のnoteに書くことにします)

①通り芯(極薄) → 柱(テンプレート3.5mm角)(濃)→ 寸法線(線のみ)(普)
②外壁(二重線で(薄

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独学で一級建築士合格の為のnote作っていきます。

独学で一級建築士合格の為のnote作っていきます。

ちょっと前、建築家の槇文彦さんが「一級建築士の試験が難しくなっており高い受講料を払って資格の専門学校に通わなければならない」と言っていたそうです。(ソース不明)

うん、確かに難しくはなっていますが通わなくても行けるレベルです。それは自分自身が独学で合格したというのもあるし(ちなみに新試験移行後に合格)資格学校の講師をしていた時もそう思っていました。

高いお金を何年も払ってそれでも合格できなかっ

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今年の製図課題①

今年の一級建築士製図課題が発表されて、学科試験も終わった時期ですのでこれからは製図試験中心に独学での一級建築士合格notoを書いていきたいと思います。

まずは今年の設計製図試験課題です。
(出典元:http://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/1k-seizu.html

「健康づくりのためのスポーツ施設」

要求図書
1階平面図・配置図(縮尺1/200)
2階平面図(縮尺

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今年の製図課題②

今年の製図課題②

今年の製図課題は
「健康づくりのためのスポーツ施設」

昨年度と同様世相を映した課題です。そこで重要なのが【健康づくりのための】という箇所。
これはオリンピック・パラリンピックを意識して、多く人が気兼ねなく使えるユニバーサルデザインの中でスポーツを通して健康づくりが出来る施設が求められるのではないでしょうか。

ここではあくまで予想になってしまうのですが温水プールに入水スロープ(車椅子使用者・高齢

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製図道具について。

製図道具についてですが、基本的なものとしては製図板・三角定規などが挙げられており、セットで販売されているものも多いです。

とりあえず製図板はA2サイズのものであれば構いませんのでその他のものを挙げておきます。

・三角定規:大きいもの(30cm以上)と小さいもの(12cm)位のものが2種類くらい。小さいものには取っ手を自分でつけましょう。
・シャープペン:0.5mm(芯は2B~B)を3本以上。

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作図について。

作図について。

作図は早ければ早いほど良い。練習すれば早くなるけどそんなに時間ない。
そんな人は以下の文章を参考に。

まず道具を揃えて描く準備を早急に済ませましょう。
次に目標を建てます、8月3週までに3時間を切る!ぐらいが良いでしょう。

それから徐々に時間を短縮する描き方を研究して、最終的には2時間30分以内に納められるとエスキスに余裕が出来てきます。

今年は基準階タイプではないのでエスキスが難しくなる(

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