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 おはようございます。

本日は研修依頼を頂き、千葉に来ております。

千葉と言えば、ディズニーランドな訳ですが、ディズニーランドと言えば有名な言葉に「永遠の未完成」がありますよね!

新たなアトラクションが追加をされたり、エリアが改変をされたりと、「夢と魔法の国」は常に変化&進化し続けています。

これは人の「脳」も一緒で、脳の最も特徴的なことの1つに「可塑性(かそせい)」というものがあります。

これは、「脳は変化をし続ける」ということであり、言ってしまえば「脳も永遠の未完成」な訳です。

外からパッと見て分かる訳ではありませんが、朝家を出た時と、夜家に帰ってきた時では、脳を構成する神経細胞であるニューロンの繋がりなどは変わっています。

脳は何歳になっても変化をする

そんなこと言っても、もう若くないし‥‥‥みたいに思いがちですが、これは何歳になっても起こる変化で、自分の脳の機能は自らの意志によってアップグレードすることも、ダウングレードすることも可能なんです。

最近では、少しずつ「脳と運動」に関する一般書籍なども、本屋さんで見掛ける様になりましたが、脳の機能を高める為に何が効果的か?というと、最も大切なものの1つが「運動」であることは、様々な研究が指し示しています。

上記の様に50歳以上になっても、運動によって認知機能の改善が見られる事が分かっています。

先日も、パッとテレビを付けた時に「運動と筋肉」について語られており、どうしても一般的には、「トレーニング=筋肉を鍛えるもの」と捉えられ、私はそんなに筋肉はいらないから、わざわざトレーニングをしなくても‥‥‥となりがちです。

しかし、それら筋肉を司っているのも「脳」であり、いわゆる「性格」と呼ばれるものも「脳」によるものな訳です。

その為、筋肉を鍛える為に運動をするのではなく、脳のパフォーマンスを高めたり、より豊かに生きる為に運動が大切なんです!

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意識して動く事が大切な時代へ

iphone12を使っていても、5Gの恩恵を感じることは、まだまだありませんが、これからテクノロジーが更に進化し、IOTや自動運転などが進めば進むほど、人は生活の中で動かなくなりますので、意識的に動く事が大切ですよね。

2025年の日本では、3人に1人が65歳以上(5人に1人は75歳以上)になり、約1200万人は認知症と言われています。

更に言えば、厚生労働省や財務省などのページでも示されている様に、65~74歳にかかる1人当たりの医療費は、75歳以上になると国の負担額が5倍以上、介護費用に至っては、約10倍に跳ね上がります。

健康的に楽しい毎日を過ごす為にも、増加の一途を辿る社会保障費を何とかする為にも、「運動」が最高の解決策なんですね。

おススメの運動ガイドライン

具体的にどれくらいの運動をすれば良いの?ということを考えていくと、WHOのガイドラインでは、18~64歳の場合、以下の運動が薦められています。

・適度な強度の有酸素運動を週に150~300分以上

・より強度の強い有酸素運動であれば週に75~150分。あるいは中強度の運動と活発な運動を組み合わせて行うこと

・大筋群を中心とした適度な筋力トレーニングを週に2日以上続けること

詳しくはコチラ

週に150~300分と言うと「ムリ!」って思うかもしれませんが、1日に換算すると最低でも20分以上、可能であれば40~50分は歩きたい所ですね。

例えば、あえて駅から徒歩10分の物件に住んでみれば、家から駅の往復で最低20分は歩けますし、家賃も下がるか、住環境が良くなるかもしれませんね。

まずは歩く、階段を使う、電子レンジを回している間にスクワットを10回する、みたいな感じで、出来る事からでOKですので、ぜひ日常の中に運動を取り入れていきましょう!




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