![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100545739/rectangle_large_type_2_2c1d49016cc40db2b1c348a075151520.png?width=1200)
【ビジネス】問題解決の為の課題設定力
問題解決は次の手順で行う
ステップ①:問題を定義する
ステップ②:問題を構造化する
ステップ③:優先度をつける
ステップ④:分析方法を設定する
ステップ⑤:分析を実施する
ステップ⑥:発見内容を統合する
ステップ⑦:問題解決方法を提言する
この中で大切なのは、
ステップ①:問題を定義する
ステップ②:問題を構造化する
という初めの2つのステップになります。
問題の本質は何か?その問題はどんな構造ををしているのか。
常にこの質問を自分に問いアウトプットをしよう。
何が本質的な問題なのかをきっちりと見極める「課題設定」がとても重要。この問題が発生している根本の問題が何なのかを見つけ、本来あるべき姿を目指す上での課題設定を行う。最初の課題設定が悪いと、その後何をやってもピンボケの状態になってしまう。
コインの裏側には解はない
コンサル用語では、「フリップ・ザ・コイン」と言うらしい。
例えば、「テレアポからの商談取得率が下がっているので、商談取得率を下げましょう。」これでは何も答えになっていない。テレアポからの商談取得率がさがっているというのは、ただの現象にすぎず、知りたいのはその現象を引き起こしている本質的な要因である。
チョークポイントを見つける
これを見つけるにはどうしたらいいか?
具体的には、列挙した「現象」について因果関係のあるものをループで結んでいく、そして本当に根っこになっているものをどこかを探っていく。
やってみる事)
・件数不足や率低下等の現象(問題)を探す
・その現象(問題)についての因果関係のあるものを結ぶ
・その中から根っことなるものを探す
企業提案からの商談率が下がっているという現象(問題)
上記の因果関係のあるものを全て出す
その中からチョークポイントを見つける
issueからはじめる
issue度:問題の本質度
解の質:ぼんやりとしたものにピントが合ってくいく度合
犬の道:目の前のものに焦点を当てて、片っ端から本質の在りかを探しまわるというもの
![](https://assets.st-note.com/img/1679099173801-GKLLK6NC8Z.jpg)
はじめに「イシュー度」問題の本質について仮説を立ててみる。
その問題の所在を徹底的に掘っていって、解の質をあげていく。
このように進めていけば、やたらめったら現場を探しにいくよりも、効率良く、確実に問題の本質にたどりつくことができる。
問題は、すべての要素の中かから見つけるものではなく、はじめからこういうことじゃないかという仮説をもって見に行く。
WHY?を5回
これは私も部下に何度も言っている事、問題設定がされたら何でその問題が発生したのかをWHY?✕5をして根本問題を発見しよう。と…
問題がわかった…では取り除きましょう!…ではない…
これは私もそこに飛びついていた…これこそ先ほど書いたコインの裏返し。勉強になります。確かに以下のコメントを読むと納得である。
本質的な問題でありながら放置されてきたのには、それなりの理由がある。そもそもそう簡単にいくはずがない…
問題解決は四段論法で
ここは個人的に一番重要だと感じている。自分はまさに③をすっ飛ばしている…やはり実際に解決施策を実行する現場がイメージできるものを促す必要がある。③がかけているとそうなるのかもしれない。
問題解決の4つの問い
①WHAT?:何が問題か?
②WHY ?:なぜそれが問題か?問題が発生している根本要因
③WHY NOT YET?:なぜまだそれができていないのか? ← ここが超重要
④HOW :それができるようになるためにはどうしたら良いか?
③をとばして④にいくと、実ははじめからそんな事わかっているということが多い。現場が動かないのはここが問題なのかもしれない。それでもできないのは何故なのか?という、ここが超重要とのこと。
何故、本来やるべきことができないのか?これこそが問題の本質
この本はベーシックな事やどうやって考えるか…を丁寧に書いてある…
かなりの良書です。今年入ってから数十冊は本を読んでいるけどとても良いです。まだ是全部を読んでいませんが、かなりおすすめです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?