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5 〜長期優良住宅の矛盾〜

長期優良住宅とは、良いものを作ってきちんと手入れをして長く大切に使う、ストック活用型の社会転換を目的として作られた制度である。

長期とは、1世代30年として、3世代90年住める家を想定されている。

が、基礎強度に関する規定が存在していない。

コンクリートの品質 コンクリートの耐用年数
Fc18 30年
Fc24 65年
Fc30 100年
Fc36 200年

となっている。
通常Fc24を使うので、設計上は65年と言うことだ。それでも審査は通ります。



こんなこと言い始めると、、
万が一壁体内が湿潤状態となり、断熱材がグラスウールだった場合には、ジメジメしたまま。
構造躯体はどうなるか?
当然腐る要素になります。
つまり、耐震等級3を取っていたとしてもその強さを発揮できるのか。

複合的な要素が絡むので単純に答えが出てきません。。

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