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風景と風景写真について考える vol.1

自然への興味

学生時代に写真を始めた時から、自然を撮ることが好きでした。最初に教えられたことはスナップでしたが、不思議と川へ行ったり、公園の桜の幹の表情だけを撮ったりしていたのを覚えています。写真に興味を持った18歳の頃から、僕自身の意識は不思議と自然に向いていたのだろうと思います。そんなことで、写真の道に本格的に進み、プロとして活動を始めて以降は、風景写真家と認識されていくようになりました。実は、その呼び名に対する自分なりの思いもあったのですが、そこは追い追い触れていくことにします。

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