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最近、アイリスオーヤマの家電製品の新しい切り口の商品を見つけると、買いたくなります。
私は元パナソニック/松下電器産業出身ですが、直近約20年間は、商品の性能強化品、改善品が中心で、感動する商品が多くありませんでした。
家電製品は、勝手に限界だと感じ、新たな軸での商品開発は無理だと思い込んでいました。
この事例を知って、知恵は無限大であると再認識しました。コロナに負けるな。前進あるのみ!  

【喜怒哀楽が志を創り、新商品を創る!】


がっちりマンデー2020/3/8放送
「儲かる一芸家電メーカー」!
事例1) 元三洋電機社員の世界初「水で吸い取る掃除機」
シリウス社 亀井隆平社長
https://note.com/gacchiri/n/n4a43e308279a"

<成功のポイント/工夫>
1)顧客の困った経験を解決する、画期的な商品を考案したから

・多くの顧客が、カーペットにコーヒーやコーンポタージュ、ジュースをこぼしてしみになって困った経験があった。
2)吸引装置は、既存の家庭用掃除機をそのまま使える手軽さ
3)価格は、11,000円と手軽に購入可能に設定できた
4)第二弾商品の発売で付加価値販売ができるようになってきた
・スティック型掃除機に「スイトル」をつなげてほしいという要望に応え、つながる掃除機を2万1000円販売開始。使い方は、今までと同じ。
亀井社長によると、1万円前後の「スイトル」だけでは利益が薄かった。

<成果>
・第一弾:「スイトル」は、1万1000円で、発売から3年弱で、5万7000台も販売。(売上5億円)

<岩井コメント>
◆商品創りに燃える男は、カッコイイですね。
◆亀井社長発言「パナソニックには行かずに。三洋のまんまです。骨の髄まで三洋電機。なんとか日の丸家電を復活させたいという強い思いで、みんな一生懸命頑張っております。」に執念、志を感じました。この志があったからこそ完成した商品だと思います。
◆ただし、大手企業が取り組まないニッチ市場を探すことは、たやすいことでは無かったとは思います。
◆他社が類似品を出してくることが予測されます。多分、特許等の知財は申請していると思いますが、特に、海外進出時の特許戦略も大切だと感じました。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#44 

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