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【競合企業の共通の悩みを解決すると新規サービスを創出できる】

昨日2020年6月7日 放送のがっちりマンデー。
・祝作成のテレビメモ術 #9で 「自分deエステ」https://note.com/toshihito_iwai/n/n68bddd38e726 

#34で 「Timeeタイミー」https://note.com/toshihito_iwai/n/n7aecda21980a  

の成功理由をまとめています。

今日は「ナップワン」を成功理由です。

ナップワンは、2019年9月22日に放送されていますので、その内容でまとめてあります。

・給与は、月給制から時給へ。そして、スマホの普及で、分単位での課金請求が低コストでできる時代が来ました。シェアリングエコノミー(※用語説明参照)の企業版として新しい形です。シェアリングエコノミーは時代の流れです、具体的事例を学ぶことで、ぜひ、自社への応用も検討してください。"

がっちりマンデー 6月7日 放送
加藤浩次が驚いた!!
若手社長の儲かるベンチャービジネス!
https://note.com/gacchiri/n/n3b860a5839fe

がっちりマンデー 2019年9月22日放送
ついに「分」の時代がやってきた!「分刻みビジネス」!
事例1)1分でジム! ナップワン「ロセオ株式会社」柿花社長
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2019/0922.html#b1

<成功のポイント/工夫>
1)顧客ニーズをつかんだこと
・ジムの月額会員で、月1万5,000円払っていたが、3回しか行けないともったいなかった。
・入会してから、ジムが自分のニーズや好みに合致していないと解っても、入会金を払っているとやめれない。だから、ジムに入会をためらっている。
・各ジムへの入会手続きが不要なので、手軽に利用できる

2)1分間単位でフィットネスクラブに通えるビジネスモデルを創出
・「Nupp1Fit」システム。
・ジムに入館するときにアプリで認証。1分ずつメーターがあがって、チャリンチャリンと料金が増えていきます。
・1分30円なので、1時間だと1,800円を顧客は支払うと、手数料30%の540円が、Nupp1に。

3)顧客に便利な、スマホ活用のシステムを構築したから
・退出時もアプリのQRコードを受付にかざすだけで、その日の料金が確定
・別のジムに行っても決済は、Nupp1から一括請求でOK

4)フィットネスクラブやジムのニーズに合致したから
・月会費額に比べ、1分単位30円~50円では、採算が合わない懸念もあったが、新規客の獲得ができることが判明した
・新規客の来店傾向として、1人で来店ではなく、家族や友人など複数で来るため、会員増の可能性あり。
・頻繁の通うクラブの会費以上の額になると、アプリが「クラブの会員になってはどうですか?」という提案が入るる仕組みもあり、役立つ。

<成果>
・利用登録者数3,000人、関東地区の45店舗に導入(2019年9月放送時時点)

<岩井コメント>
・入会金と月額の会費を合わせると、万円単位の支出になるため、なかなか飛び込みで会員になりにくい。
私自身も入会すべきかいつも迷いますが、断念しているので良く解ります。
消費者の悩みを緩和したビジネスモデルですね。
・今回の事例は、シェアリングエコノミーの変形判として考えてください。
理由は、シェアリングエコノミーは本来は、「個人間でシェア」です。変形というのは、「個人と企業」になっているからです。
会員枠として余力のある施設をシェアするという考えを持つと、いろいろなジャンル、皆さんの会社でも応用が利きます。チャレンジの価値はあると思います。

<専門用語解説>
・シェアリングエコノミーとは、インターネット上のプラットフォームを介して個人間でシェア(賃借や売買や提供)をしていく新しい経済の動きです。シェアリングエコノミーは、おもに、場所・乗り物・モノ・人・スキル・お金の5つに分類されます(出典 シェアリングエコノミー協会)
・今回の事例は、個人間でシェアではなく、企業と個人という変形です。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#54 

#ビジネス #起業成功事例 #分刻みビジネス #がっちりマンデー #新規会員獲得支援 #デジタルトランスフォーメーション #シェアリングエコノミー #フィットネスクラブ #ジム

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