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こだわり、専業、非価格競争でコロナ禍でも絶好調企業を知ってますか?


「1分で読めるテレビメモ術#連続138日」
テレビ経済番組の成功事例を、理論的に分析し、太字部分なら「1分で読める」ように要約しました。

成功事例をたくさん知り、自社に応用すれば、成功確率が大幅に向上します。
知恵は無限大!コロナに負けるな。ステイホームでも、前進あるのみ!
「1分で読めるテレビメモ術#連続138日」

カンブリア宮殿 2020/08/13(木)放送
梅酒で日本の夏を元気に! 進化を続ける最強田舎企業の全貌
チョーヤ梅酒 社長 金銅 重弘
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2020/0813/

<成功のポイント/工夫>
1)自社のポジショニングを明確にしたビジョンができたから

・1990年代、一気に競合が参入。酸味料を使った低価格商品で売れ行き不振に。
3代目社長金銅信之が、「勝って生き残るには、他と同じ(模造梅酒で低価格品)ところに行かないほうがいい。我々だけがおいしい梅酒にこだわり抜いたから、ここまで来れたのではないか」
・家庭の梅酒を、昔ながらの製法で作り、勝ち残れた

2)苦労は多いが潜在市場時代に参入し先駆者として礎を築いたから
・1957年、創業社長住太郎が、フランス・ボルドー視察で「ボルドーワインは自分たちの造っているワインより品質が高く、コストは安い。ワインが自由に輸入される時代になれば、チョーヤはひとたまりもない。」
⇨梅酒製造販売に事業シフト
「梅酒は消費者が喜んで飲んでる。今は家庭で作るが、将来はいけるのではないか」

3)素材と製法にこだわり続けているから
・素材の梅づくりへのこだわり
ほとんどは最高級の紀州産南高梅。落ちる直前まで完熟、丁寧に手もぎ
・製法へのこだわり
梅と砂糖と酒で漬け込んでいる、他は何も入っていない

4)大企業体質にならないために「全員営業」の風土ができているから
・チョーヤは全社員を合わせても130人。誰もが知る企業にしては意外なほど小さい。

5)顧客に合わせた積極的商品展開と販売促進策を実施しているから
・ノンアルコール「酔わないウメッシュ(153円)」を、マイクロ粉末製法を開発して商品化
・コロナ禍の今年2020年6月、「蝶矢」鎌倉店をオープン。梅ドリンクの提供に加え、おいしい梅ドリンクを作る体験教室(1100円~、お酒別売り)を実施。

<経営成果>
・コロナ禍でも在宅で楽しむ顧客増で絶好調
・(売上高: 124億円2018年12月)ネットで調べました。

<岩井コメント>
・競合に勝つには、自社の強みを前面に出し、独自のポジショニングを作ることが大切であると理論で言われていますが、まさに、その取組を取り組んでいる企業がチョーヤだと、感心しました。

・一般的に衰退している企業、典型は、最近の大手企業だが、売上を伸ばすこと、前年比100%以上ばかりに目が行っている。ゆえに、顕在する大きな市場セグメントに商品を展開している。されど、競合も同じことを考えているため、相互に体力を消耗している。
・チョーヤの梅酒というブランドは誰もが知っていますが、企業内容を私は初めて知りました。
知れば知るほど魅力的であり、経営面でみると学ぶべきところが盛りだくさんだと感じました。
「全員営業」と表現されていましたが、本質は「全員が市場の声で動く機敏な組織」だと思います。
・中小企業法の定義では、製造業は100名以下かつ資本金1億円以下です。チョーヤは、資本金2800万円、社員数130名なので、りっぱな中小企業なんですね。
偉大なる成長する中小企業として、もっと世界進出をして、世界にJAPAN梅酒の文化を普及させてほしいですね。

(非上場企業である点も強い経営体質を維持している理由であるとも感じました)


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