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【5分で理解するHSP】敏感すぎて疲れる。ひょっとしてHSPではないですか?

みなさんこんにちは。
最近とても興味深い情報にめぐり逢いまして、私は以前から自分が神経質で敏感で人は嫌いではないけど集団の中にいると些細なことも気になってしまい、とても疲れるなと思っていて、それも性格だし肯定的に受け入れていたのですが、ある日妻からHSPじゃない?と言われたのをきっかけに色々調べるようになったのです。
このHSP、生まれ持った気質のようなのです!
これは面白い!ということで今日はHSP(ハイリ−・センシティブ・パーソン)敏感さんについて書いてみたいと思います。
今回の記事ではまずHSPについての特徴を理解していきましょう。

1,HSP4つの特性を理解する

エレイン・アーロン博士は、HSPの特性を「DOES(ダズ)」という4つの面にまとめています。

HSPの基本となるDOESのうち1つでも当てはまらないならHSPではないと言われています。
DOSEとはHSP(HSC)の気質である4つの面の頭文字を取って名付けられている基準の事です。
ご自分がHSP気質、あるいはパートナーやお子様がHSCであるかどうか「DOES」で、確認してみましょう。

【D】Depth of processing:深く処理する
(考え方が複雑で、深く考えてから行動する)
・脳内の膨大な引き出しを探し、ずっと辞書を引いているというよう性質
・常に最悪を想定して行動する
・頭の中で勝手にシミュレーションしてしまう
・1を聞いて10、場合によっては100くらい考えられる
・妄想がひたすら広がる
・背後にある事まで考えすぎて、社交辞令やお世辞を見抜いてしまう
・物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
・何かを決める時に他に選択肢はないのか考え尽くさないと決められない
・没頭し過ぎて知識が非常に深く広くなり周囲に驚かれる
・相手の反応を見て自分のせいだと思いがち
・生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や会話が嫌だ


【O】being easily Overstimulated:過剰に刺激を受けやすい
(刺激に敏感で疲れやすい)
・人混みや大きな音が苦手で、イベント等が終わると寝込む
・あらゆる刺激に敏感で、そのため、疲労してしまう
・キャパオーバーになりやすい
・カフェなどの騒音がひどい所にいられない、そわそわする
・映画や音楽本などの芸術作品に感動しやすく涙もろい
・友達との時間は楽しいが気疲れしやすくとても疲れる
・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
・相手の言葉や気分・機嫌にも敏感な為、対人関係でどっと疲れてしまう
・些細なことに過剰なほど驚いてしまう
・チクチクする素材などを着ると落ち着かない
・薬の副作用が出やすい
・絶対的に一人の時間が必要だと思う


【E】being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular:全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い
(人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
・人が怒られていることを自分のことのように傷ついたりお腹が痛くなったりする
・ピリピリした職場やイライラしている人がいると、息がつまる感じになるくらいつらい
・人を平気で傷つける人がいると、怒りが収まらない
・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣しまたは落ち込むことがある
・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
・言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる
・痛みやつらさが分かりすぎて、よく人を助けようとしてしまう
・相手の幸せは自分の幸せであり、相手の不幸は自分の不幸と考えてしまう
・相手の気持ち、立場に入り込み過ぎて、時にトラブルに発展する
【S】being aware of Subtle Stimuli:ささいな刺激を察知する
(あらゆる感覚がするどい)
・ちょっとした刺激でも気づくと気になり脳が疲れる原因にもなる特性。
・天気 気圧の変化が体調に出る
・人の髪型、体調、ストレスの変化に気づく
・添加物の多い食品を食べると具合が悪くなる
・ささいな匂いに酔ってしまう
・四季の移り変わりなどの自然の変化にすぐ気づく
・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手
・近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
・音、光、匂い、肌触り、ボディタッチなどに非常に敏感なので疲れる
・第六感がはたらき、よく当たる
・些細な事でも敏感に察知するため、気が休まらずイライラする


2,HSPはさらに4つのタイプに分類される

HSPの基本的な特性は理解いただけたかと思います。
続いて、HSPの中でもさらに4つのタイプに分類されます。
一つずつ見ていきましょう。あなたはどのタイプに当てはまりますか?

HSP(内向型)

文字通り内向型のHSPさんになります。
アーロン博士によるとHSPの70%の人がこの分類に当てはまるそうです。

・刺激にネガティブ
・刺激に弱く内向的

とはいえ、決して人嫌いというわけではなく、大人数の付き合いよりも少人数の親密な関係を好み、派手なパーティや人混みが得意ではないだけだ。ということだそうです。

HSE型HSP(外向型HSP)

・かなり少ない人口の分類
・外交的だが刺激についてはネガティブ
・海などの自然が好き

内向型のHSPと対象的に外交的なタイプ。
HSPの約30%がこのタイプだそうです。

外向的なHSPは交友関係が広く、集団や見知らぬ人との交流を楽しむ傾向がある。とはいえ、やはり長時間労働や、長い時間街中で過ごすのはきついと感じる。

この外交的なHSPのことをHSEと呼ばれています。

HSS型HSP(刺激追求型HSP)

・全人口の6%
・外向型ではないが刺激に対してポジティブ

内向型ではあるのですが、刺激追求型の性質があるので、変化などの刺激を求めたり、積極的に新しいことを取り入れたりすることにポジティブです。


HSS/HSE(外向型HSPで刺激追求型)

・社交的で刺激に対してポジティブ
・人と関わることができる外向型で刺激に対してもポジティブ。

でも刺激に敏感だし5感は元々鋭く疲れやすいため、一人の時間は絶対に必要。一見繊細で気が利いて社交的で刺激に強くパーフェクトな人に思われがちですが、人のことを深く考えすぎてしまうのでとても疲れやすいです。
仕事では一流営業マンで出張などでいろんな地域を移動しているスタイルの人に多い傾向。

いかがでしたでしょうか。
HSPであると自分の特性をしっかり理解して受け入れることで、とても気持ちが楽になり、もっと自分を労り自分が楽なライフスタイルを構築できるのではないかと思います。

私はこのHSPの特性を知ったことで、適度に人と接するようにしようと思いましたし、働き方においてもテレビ電話が多いスタイルから、より最小限のメールやチャットでのやりとりを多くするようにしたりなど工夫しています。今はとてもノンストレスで生活できています。

今後は自分の心地よいやり方を選択しやすくなるのではないかと思っています。自分の特性を受け入れることで環境や手段など、全てにおいて選択しやすくなるのではないでしょうか。

今後もHSPについてのTipsなどを積極的に書いていきたいと思いますので、少しでも為になったなと思いましたら是非「好きボタン」と「フォローボタン」をお願いします。記事を書く励みになります。

また、HSPの方とも積極的に繋がりたいと思っていますので、是非お気軽にメッセージ下さい。よろしくお願いいたします。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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