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世の中は「前提」であふれてる

昨今の世の中は
本当に便利になった。

PCと携帯、WiFiの環境があれば、
地方に住んでいても
仕事、作業することができる。
(ありがたい。。)

高校生の頃、
分厚い職業リスト辞典を開いて、

(県内でも定年まで働けて、
安定した収入が得られる職業は。。。)

と思い悩んでいた頃の世の中とは、
明らかに変化した。

最近読んでた本で、頭に湧いてきたのが

世の中は「前提」であふれてる。

ということ。

分厚い職業リスト辞典を開いていた、
高校生の頃の自分も

「働くならば、県内就職で、
収入は安定している。」

という前提があって、進路を模索していた。

前提という名の、
フレームのようなやつ。

このフレームやらは、
なにから出来上がる?

色々あるけど、何個か挙げるなら
過去の経験、出来事、誰かから教えられたこと。

誰かに教えられたことは、
その誰かのフィルターがかかった事柄という前提がある。

その誰かは、
自分にとって近い存在だったり、
信用している人の言葉ならば、
それは疑うこともなく、
私の中の確かなるフレーム、前提の要素となる。

年を重ねる程、経験値も
人とのやり取りも増えれば、
そりゃぁ、手持ちのフレームは分厚くなる。

当時は
県内就職できて、安定した職種。。
というきっかけで看護師になった。
(他にも色々あるんだけどね)

看護師になって、
病院で働いていた頃はずいぶんと
この前提のフレームが、
ガチガチに固かったと記憶している。

看護師になったならば、
夜勤をして病院でずっと働く。
(両親離婚しているので)
母を一人置いていくのは不憫だから、
県内には残っていた方がいい。

その分厚いフレームがあったからこそ
生きてこれたけど、

そのフレームが生きるのを
邪魔してるときもあった。

30代になった今、
そのフレームという存在にも気づけたし、
ガチガチをほぐす術も知る事ができた。

今の私は、
高校生の頃に持っていた前提を
とっぱらっている。


それだけ
柔軟性が身についた自分が
結構好きだな、

と気付けた今日である。








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