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効率化の罠


最近読んだ本でとても興味深いものがあった。
その本は「限られた時間の使い方」というもの。

この本はよくあるタイムマネジメントの本でない。
この本を一言で表すなら
「時間を支配しようとする者は、時間に支配される」
つまり時間をうまく使おうとすればするほど、焦燥感に追われ、疲弊するというもの。

これが今の自分にピッタリと当てはまった笑

私はメモ帳に「今日やること」を前日に作成し、するべきことを忘れず
「時間をうまく使おう」としている。
ただ、時間を有効活用しようとしているのに、来る日も来る日も「やること」が何個もあり、「時間に追われていないか?」と思うようになった。

効率を求めるがゆえに、疲弊していた。

やることは永遠にある

効率的に作業をこなし、時間を「つくった」としてもまた「やること」が増える。
もちろん効率的に作業をすることは悪いことではない。たくさん行動、経験、失敗ができるからいいことだと思う。
ただその「やること」が増えて心身が疲弊しているなら話はまた別。


じゃあどうする?


まず疲弊を少しでも和らげるには
「非効率的なこと」や、「時間に囚われない1日」を意識的に過ごす。
ただ惰性的に過ごす休日ではなく、「意識的に考えない1日」をつくる。

次に「いま」を没頭すること。
人生は「いま」の連続であり、「いまの自分」は過去の自分で形成されている。つまり未来の自分は「いま」で形成される。人生という限られた時間の中で「いま」に対して真っ直ぐ真剣に向き合うことが大切になる。

「あれもこれも」ではなく「今と向き合う」

よし、心身をととのえよう。

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