「那須岳」(1,915m)【深田久弥の「日本百名山」を歩く】
『男の隠れ家デジタル』で「山と景色と歴史の話」という記事を書いてから、著者略歴(プロフィール)の欄に余白があれば【趣味の登山は2006年8月の「富士山」登頂以降、日本百名山にも挑戦中】と入れるようになった。
とはいえ、自由にスケジュールを調整できそうでできないのがフリーランス 。
公共の交通機関では登山口までのアクセスが不便だったり、宿泊を要する山が多い百名山へはなかなか行けない。
実際によく歩いているのは、ぽっと空いた1日に日帰りで行ける奥多摩、埼玉県の奥武蔵と秩父、神奈川県の丹沢、山梨県の郡内地方の山々だ。
そんななか、昨秋(2022年10月8日)、百名山の1つである「瑞牆山」(2,230m)を歩いているときに、ふと気になった。
(これで何座目だっけ?)
帰宅して調べたところ、2006年8月の「富士山」、2013年10月の「日光白根山」、2013年11月の「筑波山」の3座の画像は見つからなかったものの、4座目の「蔵王山」以降は辛うじて残っていた。
日本百名山の山行記録として、これまでSNSに投稿した情報や画像を紹介していく。
深田久弥の「日本百名山」を歩く
「那須岳」(1,915m)|2018年9月23日/15座目
【撮影日】
平成30年(2018)9月17日
【所在地】
栃木県那須郡那須町・那須塩原市、福島県西白河郡西郷村
【メモ/雑学】
・「那須岳」(1,915m)の別名は「茶臼岳」
・「茶臼岳」は「朝日岳」(1,896m)、「三本槍岳」(1917m)、「南月山」(1,776m)、「黒尾谷岳」(1,589m)などの「那須五峰」、もしくは「那須火山」と呼ばれる火山群の主峰。
・有史以後の8回の噴火(最古は応永4年〈1397〉年、最新は昭和38年〈1963〉)はすべて「茶臼岳」で、応永17年(1410)の大噴火では噴石・山崩れ・泥流によって死者180余名、牛馬に多数の被害があったという。
・現在「茶臼岳」は栃木県下唯一の活火山で、中央火口丘の内外に硫気孔が多く、西側斜面の爆裂火口「無間地獄」は特に活発なことで知られる。
・「茶臼岳」山麓、那須湯本温泉の上流の谷筋にある硫気孔群「殺生石」も著名。