｢谷川岳｣(1977m)【深田久弥の「日本百名山」を歩く】

『男の隠れ家デジタル』で「山と景色と歴史の話」という記事を書いてから、著者略歴（プロフィール）の欄に余白があれば【趣味の登山は2006年8月の「富士山」登頂以降、日本百名山にも挑戦中】と入れるようになった。

とはいえ、自由にスケジュールを調整できそうでできないのがフリーランス 。

公共の交通機関では登山口までのアクセスが不便だったり、宿泊を要する山が多い百名山へはなかなか行けない。
実際によく歩いているのは、ぽっと空いた1日に日帰りで行ける奥多摩、埼玉県の奥武蔵と秩父、神奈川県の丹沢、山梨県の郡内地方の山々だ。

そんななか、昨秋(2022年10月8日)、百名山の1つである「瑞牆山」(2,230ｍ)を歩いているときに、ふと気になった。

(これで何座目だっけ？)

帰宅して調べたところ、2006年8月の「富士山」、2013年10月の「日光白根山」、2013年11月の「筑波山」の3座の画像は見つからなかったものの、4座目の「蔵王山」以降は辛うじて残っていた。

日本百名山の山行記録として、これまでSNSに投稿した情報や画像を紹介していく。

深田久弥の「日本百名山」を歩く

｢谷川岳｣(1977m)｜2018年10月13日／17座目

2006年8月、富士山登頂を機に始めた、日本百名山巡り。

今回は日帰りで群馬県の谷川岳（1977m）。
日本一のモグラ駅といわれる土合駅下車、ロープウェイを使って頂上（オキノ耳）まで往復約5時間。

下山後、日本三大岩壁の一つ、一の倉沢を見に往復約1時間半。
関東では気軽に行ける百名山で知られる谷川岳。

この日は、紅葉のシーズンも重なって、登山道は渋滞に次ぐ渋滞。
‶蟻のなんとか〟よろしく、すごい人だった。

平成30年（2018）10月29日のFacebookより

【撮影日】
平成30年（2018）10月13日

【所在地】
群馬県利根郡みなかみ町／新潟県南魚沼郡湯沢町

【メモ／雑学】
・「谷川岳」は群馬県と新潟県の県境に位置し、谷川連峰の中心にそびえる急峻な岩壁に囲まれた山で、上信越高原国立公園に属する。
・「谷川連峰」とは｢谷川岳｣を中心に、清水峠から三国峠までの上越国境の山岳を指す。
・群馬県側の一ノ倉沢に代表される急峻な岩壁が知られる。
・山頂は「トマの耳」 (薬師岳／1963ｍ)、「オキの耳」 (谷川富士／1977ｍ)の2峰に分かれ、古くから「耳二つ」と呼ばれた。
・天候が激変しやすく、登山、特に岩登りによる転落事故が多いことから「魔の山」と呼ばれ、平成17年（2005）に「遭難者が世界一多い山」としてギネス認定された。