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今日から避けたい人工甘味料3選

こんにちは、とし🍀です。
いつもスキ、シェアそしてフォローありがとうございます。
今回は人工甘味料のお話です。
単純に甘味を増すための添加物ではないという所がポイントになります。

1.人工甘味料とは?

 人工甘味料には、合成甘味料(自然界に存在しない)と自然界には存在するが、人工的に作りだした甘味料の2種類があります。今回は合成甘味料について取り上げます。合成甘味料はカロリーが無い甘味成分です。カロリーが無い(分解出来る炭水化物が無い)ため、血糖値が上がらないと言われています。ただ最近の研究で血糖値に影響がある可能性が出来てきています。
 日本で主に食品に使われているものは後述しますが、「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムカリウム(アセスルファムK)」です。 アスパルテームの甘味度は砂糖の200倍、アセスルファムカリウムも200倍、スクラロースは600倍にもなります。

2.避けるべき人工甘味料

 人工甘味料は、人間に対する長期的な安全性は確立されていません。
サッカリン、アスパルテーム、ネオテーム、スクラロース、アセスルファムK(カリウム)などの人工甘味料は「カロリーゼロだからダイエットに良い」とメーカーは謳っているため、消費者は安心して、ついつい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまいます。食べ過ぎ・飲みすぎ以外にも、ホルモンに作用する、味覚を鈍化させる、依存性がある、腸内細菌への影響、うつ病のリスク上昇、腎機能低下、脳卒中・心筋梗塞のリスク上昇など様々な悪影響が指摘されています。特に市場で見かける人工甘味料を3つご紹介いたします。

『アスパルテーム』
 アスパルテームの問題はその構造にあります。アスパルテームは、天然には存在しない化合物です。経口摂取されると小腸でフェニルアラニン(50%)とアスパラギン酸(40%)というアミノ酸と有毒なメタノール(10%)に分解(消化)・吸収されます。その後、通常のアミノ酸と同じ様にタンパク質に合成されたり、脱アミノ化された後にエネルギー源として分解されたりします。そのそれぞれの成分が健康被害をもたらすと考えられています。
例えばメタノールは猛毒です。飲むと失明、最悪の場合は死に至ります。メタノールは新鮮な野菜や果物など自然界にも存在します。アスパルテームに含まれているメタノールも野菜・果物より少量のため人体へ直接的な害はないとされています。しかし、注意をするに越したことはありません。
フェニルアラニン は神経伝達物質の一つで、脳内でドーパミン、ノルアドレナリンに合成されます。ドーパミン、ノルアドレナリンは脳を大いに覚醒し、幸福感を与えるホルモンです。一見良さそうな物質ですが、いずれもヒトの体内にあるものではありますが、フェニルアラニン単体で摂取すると脳細胞を過剰に刺激し、時に死に至るほどの興奮性毒となり得ます。
アスパルテームは別名スイート・ポイズン(sweet poison)と呼ばれることも・・・

『スクラロース』
 スクラロースは1分子中に3個の塩素原子を含んでいる有機塩素化合物です。消化管から消化・吸収されないとされていますが、尿中に10~30%は排泄されており、消化・吸収されていると考えられます。スクラロースもカロリーゼロではありますが、過食を生じ肥満を引き起こす傾向があります。138℃以上の加熱すると有害な塩素ガス(HCl)を発生するため、スクラロースの入った食材や食品を高温で加熱することは避けた方が良いとされています。

『アセスルファムK(カリウム)』
 アセスルファムKは熱・酸・塩素に強く、パンやクッキーなど加熱される食材や長期保存を前提とした清涼飲料水などに多く用いられています。安全性で問題なのが、製造工程で発がん物質の塩化メチレン(ジクロメタン)を溶媒として用いていることです。塩化メチレンは有機溶媒としてさまざまな物質を溶かす性質を持っています。しかし、毒性が強く印刷工場などで働いている人に胆管癌を発生させたことから、厚労省も正式に発がん物質として認めました塩化メチレンは肺・消化管から吸収されます。体内では代謝を受けず、肝臓から胆汁として便中に、腎臓から尿中に排泄されます。そのような毒性の強い発がん物質を溶媒として用いています。現在、アセスルファムKはすべて輸入されています。以前は開発国のドイツからの輸入が多かったのですが、最近は価格面で優位の中国からの輸入が増えてきています。原産国での製造工程については、ほとんど分かっていません。したがって、不純物の混入・残留などについてもチェックもされていません。アセスルファムKは分子量が小さく、消化管で消化(分解)を受けることなく吸収され、門脈・肝臓を通り全身に運ばれます。体内でも代謝(分解)を受けず、肝臓からは胆汁として便中に、腎臓からは尿中に排泄されます。したがって、肝臓と腎臓に負担をかけることになります。また、体にとっては異物として捉えられ、頭痛やアレルギーの原因となったり、早く排出しようとして下痢や腹痛をきたしたりすることがあります。

3.人工甘味料が使われている食品例

 2020年に法改正があり『人工甘味料』の表記から『甘味料』という表記に変更されています。人工という表記のイメージが悪いから変更したという理由もあるそうです(中身が変わらないのにイメージだけ誤魔化しても・)。
 どの様な食品に人工甘味料が使われているかの確認ですが、原材料欄を見れば分かります。

株式会社明治HPより

 原材料欄の『/(スラッシュ)』以降が食品添加物になります。甘味料(スクラロース、アセスルファムK)の表記が確認出来ます。

アサヒ飲料株式会社HPより

 こちらも甘味料(アセスルファムK、スクラロース)と表記されています。先ほどと人工甘味料の順番が逆になっていますが、使用量の多い順に表記するルールがあるため、三ツ矢サイダーはアセスルファムKの方が使用量が多いということになります。

株式会社ロッテHPより

 こちらはL-フェニルアラニン化合物まで使用されていますね。今回はとり上げていませんが、注意したい人工甘味料になります。 
 ご紹介した商品はごくごく一部ですので、ぜひ気になった商品は原材料欄を確認してみてください。意外な商品に人工甘味料が使われているのに驚かれると思います。

参考文献・資料

表紙の引用元:機動戦士ガンダム 水星の魔女、創通・サンライズ・MBS

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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