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Knowledge makes your life easier. -今、コーチングを学んでます!! -

はじめまして、今井 俊文(イマイ トシフミ)と申します。noteを投稿するのはこれで2回目となります(1年ほど前に某アドベントカレンダー企画に乗っかって書いた記事は↓こちらです。)。

 私は、今年の8月から、認知科学に基づく理論をベースにしたコーチングスクールで学んでおります。
 期間としては、来年の4月までの約8ヶ月間(実は正式開講は10月で、そこから開始しているメンバーは約6ヶ月間ですが、先行メンバーとして約2ヶ月早く学びを開始してました。)で、プロコーチになるべく、日々学びを重ねております。

 会社の同僚の一部や、身近な知人・友人には、その体験や学びを話していたりしており、最初は社内向けの発信にしようかな、あるいは自分の備忘録的に記録していこうかな、等、頭を巡らせていたら、そんなことを考えている間に、はや3ヶ月経ってしまいまして・・・・。

 どうせ、情報をアウトプットするのであれば、私が学んでいるコーチングってどういうものなのか?(世の中でメジャーないわゆるコーチングとは、イメージがだいぶ違うものだったり、そもそも認知科学ってなんだ?みたいな話もあるでしょうし。)、そこから得ている学びはどんなものか、私の人生にどのような変化をもたらしているのか、など、世の中の誰かのプラスの価値につながれば嬉しいなと思い、noteに書いていこうと思いました。

 初回となる今回では、コーチングとはそもそも何?(特に認知科学に基づく理論をベースにしたコーチング?という疑問符がつくと思いますし)、そして私がコーチングを学ぼうと思った理由について書こうと思います。


コーチングとは

 私が学んでいるコーチングスクールは、Mindset Coaching Schoolと言います(私が今、9期生となり、来年の2024年2月開講予定の第10期生を募集していますので、興味がある方は説明会動画を聞いてみてください!)

 先程も軽く触れましたが、世の中一般で広まっているコーチングの多くは「共感・傾聴」を軸として、「答えはクライアントの中にある」というスタンスで、クライアントの主体性発揮を促していくモデルとなっています。私が以前学んだ(上記note記事でも触れてますが)コーチングも基本的にはこのプロトコルだったと思います。これはこれでビジネスの現場、特にマネジメント層の課題解決には役に立つ側面も多分にあると思いますし、それ自体を否定するものでは決してありませんが、私が今学んでいる「認知科学に基づく理論をベースにしたコーチング」となります。

 コーチという言葉の語源としては、

コーチ」は、中世ヨーロッパの交通の要所で馬車の産地だったハンガリーの「コチ」(Kocs)に由来し、鉄製のサスペンションを使った快適なコチ産の大型馬車が「コチの馬車(コチ・セケール)」と呼ばれるようになってヨーロッパに広まり、やがて「コチ」という言葉がヨーロッパで普通名詞化していき、500年ほど前から「馬車」そのものを意味するようになった言葉である。

Wikipediaから引用

となってます。つまり、コーチングとは「クライアントを馬車に乗せて目的地に運ぶが如く、クライアントが行きたいゴールに連れていく事」を意味するわけです。

 そして、「認知科学」というのは、聞き慣れないかもしれませんが、端的に言うと、人間や動物の「ものの見方」に関する学問、もう少し専門的に言うと、人間の認知を情報処理の観点から研究する学問で、哲学、心理学、言語学、神経科学など多方面のジャンルに関わる総合的な科学とも言われてます。中でも心や脳がどのように働くのか?という情報処理機能に注目する学問です。
 いわば、コンピュータの情報処理と同じように、何かしらの外部刺激に対して、心・脳というマインドが情報処理を行い、その結果として行動をしているのだ。という理解がされている。ということになります(下図参照)

 つまり、認知科学の理論をベースにしたコーチングにおいては、人間の認知特性、ここで言う内部モデルの仕組み・カラクリを熟知しているコーチが、クライアントのそれを書き換えていく、そしてその取り扱い方も教えていくことで、クライアントの知覚や行動を変化させるとともに、そのゴール設定・ゴール達成を伴走・サポートしていきます(上記の図のように、内部モデルが変われば、行動が変わるはずなので、そこに介入しようということになるわけですが、この具体的なマインドのカラクリについては、また別のnoteで記事にまとめようと思っていますので今回は割愛します!)

私がコーチングを学ぼうと思った背景

 冒頭でもご紹介したnote記事でも触れさせていただきましたが、私は1年半ほど前に大病を患うという人生の分岐点をきっかけに人事キャリアに転身しました。Mindsetでコーチングを学ぼうと思った背景を説明する上で、最初にこの自身のキャリアチェンジの背景を説明させていただければと思います。

 実は、この分岐点の少し前、2021年の9月から12月にかけてCoachEd社のコーチングプログラムを学ぶ機会があり、コーチングとの出会いという意味ではそれが自分のはじめてだったのですが&それはそれで非常に大きな気づきと学びがあったのと、元々組織開発や人材開発といった領域には興味関心が強いタイプではあったのですが、その経験を経て、改めて「人に影響を与えていく」仕事にやりがい・意義を強く感じるようになったのが、キャリア転身の最初のきっかけだったように思います。
 
 また、3年半程前から、歴史を学ぶポッドキャスト「COTEN RADIO」にどハマりし、「メタ認知」めちゃくちゃ大事やん!!と思うのと同時に、COTEN社のミッションである「メタ認知のきっかけを提供する」という言葉に深く共感し、何か自分が役に立てることはないかということで、アドバイザリーとして約2年半前から携わらせてもらっているのですが、

株式会社COTEN -  Mission /Vision

 マネジメント、コーチング周辺領域のインプットをすればするほど、また、まさに病気になり「死」というものと間近に向き合い、自らの人生を考えた時に、自分が残りの生命時間をもってして成し遂げたいことは何なのか?、本当にやりたいことは何なんだろうか?という自らに問いかけた時に、この「メタ認知を高めるきっかけづくりを提供する」ということと、今まで、ゼネラリストとして幅広い経験をした自分の仕事の中で「マネジメント」その中でも人材開発領域には非常にやりがいを感じていたことを思い出し、この後の自分の残された人生を、「人事領域」にベットしよう!と、人事にキャリアチェンジをしたわけです。

 ただ、いわゆるHRM領域の人事をやりたくて。というよりは、自分のキャリアを踏まえても「戦略人事」という領域で「ヒト」という面から事業貢献していきたいということで、現在も社内の複数の事業領域におけるHRBPとして、事業側にどっぷり入らせていただきながら仕事をしているのですが、さらに「ヒト」という観点からよりより組織づくり、ひいては、よりよい社会をつくっていくことに対して影響力を出せる人間になりたいという漠然とした思いを持っていました。
 
 そんな中で今年の7月頃に本スクールの第1期の卒業生・プロコーチであり、私の戦略人事・組織開発の大先輩(&勝手に兄弟子と慕っているw)浜岡範光さん(ハマノリさん)に相談したところ、このMindset Coaching Schoolで学ぶことがそこに繋がるのでは?というような示唆と、その他諸々のありがたいアドバイスをいただき、ハマノリさんが言うなら間違いない!と勢いで入学を決めたと言うのが、コーチングを学びはじめた経緯だったりします。

 ちなみにそんなハマノリさんが、Mindset社のコーチングイベントで登壇されたのがこちら(アーカイブ動画をダウンロードできるリンクもあります!!)

 Mindset社のWebサイトのロゴにも記載されているタグラインであり、本noteのタイトルにもさせていただいた
「Knowledge makes your life easier.(知恵は人生をより簡単にしてくれる。)」
 私にはこの言葉が本当に突き刺さってまして、勉強する事、学び続ける事は、本当に人生を豊かにしてくれるものだと思っています。
例えば、2300年以上前のギリシアの哲学者であるアリストテレスの思考は今も書籍という形で学ぶことができますが、その内容は現代の今でも十分大きな学びに繋がりますし、同じくらいの時代である中国の諸子百家の時代の思想家の著作の多くは、ビジネスのバイブルになっていたりもするわけです。
 
 認知科学の理論をベースにしたコーチングでの学びは、この人類の大いなる歴史からの学びと同様に、「人間」というものに対する深い学び、本質的な学びができていて、ストレングスファインダー第1位が学習欲の私に取って最高の成長機会になっていますし、直感的に勇気を持って学んでみよう!と踏み出した自分の決断は間違っていなかったと確信しています。

 改めて、ここでの学び・実践を通したたくさんの学び・気づきを、少しでも多くの方にシェアできれば嬉しいと思いますし、その発信を通してコーチングへの興味を持っていただける方が一人でも多く増えてくれたら嬉しいです。

 長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます!これから情報は定期的に発信していきたいと思ってますが、何かシンパシーを感じた!みたいなノリでも何でもよいので、興味を持っていただけた方は、ぜひぜひお気軽にご連絡ください!(こちらがFacebookのプロフィール、こちらがX(旧Twitter )のプロフィールです。)

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